第569話 色々迷う

2016年12月16日

第23部-中学卒業-

t f B! P L
守「やっぱり専門高校の方
がいいんですかねぇ?」

父「それはどうやろうなぁ
俺は守みたいにちゃんと
考えてた訳やないしなぁ。
高校なんてどこでもよくて
大学で迷うべきやねんな」

司「そういえば憲吾達が
瀬戸さんに同じような事を
言われたって言ってた」

父「中学生で進路を決める
なんて早すぎるねんって。

若いうちは色々迷うねんや
選択肢もいっぱいあるねん

その選択肢を少しづつ
絞っていけばええねんや。
中学生で決めなくていい」

守「うーん。そうですね。
じゃあどこにしようかな」

父「経営に携わる気が少し
でもあるんやったら商業を
推薦する。手に職やったら
工業。ただし大学は推薦が
専門大学になってしまう。
普通高校なら一般受験や」

守「じゃあ・・・決めた。
俺は商業高校に行きます」

司「じゃあ僕も商業行く」

京美「京美もそうする~」

父「京美はまだまだ先や。
2年後の話やからなぁ~」

父「商業は男少ないからな
それだけがつまらへんけど
冠位明稜帝の仲間達と一緒
につるんだりしたらええぞ

他校の連中とつるむのは
やっぱり羨ましく見える。

高校からは本家も分家も
関係なくなってくるから。

学校内は学校内で遊べ。
学校内に他校の人間関係を
いちいち持っていくなよ」

司「うん。わかったぁ~」

守「かなり気が楽になった
ありがとうございました」

司「どこの商業にする?」

守「どこがあるんやろう」

父「商業に行くんやったら
俺のいっとった市立港神に
しといたらええやんけ。
あっこが一番ええとこや」

守「じゃあそうします」

司「父さんの母校かぁ。
よし。じゃあ受験するよ。
これから勉強大変やぁ~」

父「推薦制度利用しろや。
推薦は無料で受けれるし」

司「推薦?」

父「各学校に2人づつ程度
中学校から推薦がもらえる
成績がええ者だけが推薦を
もらえるはずやねんけど。
司も守も成績ええやろ?」

守「オール5に近いです」

司「僕は4が多いかな」

父「それやったらもらえる
市立港神はそんなに成績の
ええ連中がいく所ちゃうし
お前らやったら大丈夫や。

推薦もらってきたら面接の
ポイント教えてやるけど」

守「じゃあわかりました。
明日明日先生に聞いて推薦
をもらってきますので」

父「じゃあそれからやな。
そんじゃあ今日はここまで
もう俺はビール飲むから」

父さんのおかげで知らない
ことを色々教えてもらった

それがすごく大きかった。

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