第553話 集会場

2016年11月13日

第22部-族の世界-

t f B! P L
守「じゃあそれで決定や」

司「魂輝君それでいい?」

魂輝「はい。嬉しいです」

魂輝君のコードネームが
決まった。

イランの神話に出てくる
英雄にちなみミスラと
いうコードネームにした

しかし・・・魂輝君の
本当のコードネームは
今後間違って覚えられる

それはまた後のお話。

集会場に近づくにつれて
単車の音が響いてきた。

守「じゃあ入ってくぞ」

司「うん・・・いこう」

いよいよ・・・中へ入る
中へ入ろうとした瞬間。

守「うわっ。なんや?」

司「やっぱやめようよ。
めっちゃ危ないって」

あまりの数のヤンキーに
単車に改造車に焦った。

想像の範囲を超えていた
たぶん・・殺されるって
感じが直感でわかった。

守「ここまできといて
おめおめと帰れるかいや
圭吾さんが来いって
言ってくれてたやんけ」

魂輝「そうです。ここで
行かないと圭吾の顔を
潰してしまうだけです」

司「あんなん話が通じる
ような人達ちゃうって」

入り口の壁に隠れながら
ぎゃーぎゃー言ってた。

それに気づいた族の連中
が僕達の様子を見に来た

??「何してんねんやぁ。
お前らぁ。邪魔じゃあ」

司「はい。すいません。
すぐに帰りますので・・」

守「あ?なんやと?」

魂輝「喧嘩売ってますね
ちょっとカチンですよ」

司「ちょっと。あかんよ。
圭吾さんに迷惑かかるし」

守「そんなん知るかぁ」

??「何もめてるねんやぁ?
おーい。ちょっと待てよ」

奥から貫禄のある人が
入り口までやってきた。

周りのメンバー達が
道を開けていた。

そして僕達の前にきた。

??「龍さん・・・なんか
こいつらが入り口前で
うるさくしてたんスよ」

司「すいませんでした」

守「謝るなや。アトロ」

魂輝「そうですよ。喧嘩
を売ってきたのはあっち
で僕達悪くないですよ」

司「いやぁ・・・悪い
とか悪くないとかって
関係なさそうやし・・」

龍「ふーん・・・お前ら
がそうなんか。来いや」

??「えっ?龍さん・・」

龍「そいつら総長の客や。
雑に扱ったら・・殺すぞ」

睨む迫力が独特の怖さだ。
族の睨みはかなり怖かった

僕は怖くてびびってしまう
殺されると思ったから。

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