第551話 須磨連

2016年11月7日

第22部-族の世界-

t f B! P L
圭吾「俺らにメリットとか
も全然ないですよ」

野田「今は確かに無いな。
でも敵に回したり須磨連の
連中がこいつらに喧嘩を
売るようなことがあったら
圭吾は絶対に後悔するぞ」

圭吾「なんでですか?」

野田「今回の久我みたいに
簡単に潰されるからや」

圭吾「こいつらが動いたら
野田さんも動くんです?」

野田「俺は今回だけや。
もう一緒に動く事は無い」

圭吾「うーん。野田さんが
つかないなら意味ないなぁ
めっちゃ困るんですけど」

圭吾さんは悩んでいた。
そりゃそうだろう。

暴走族が中学生3人と同盟
を組むのはおかしい話だ。

族のプライドの問題もある
メンバーの反感も必ずある

簡単に決めれる事じゃない

野田「じゃあ同盟はええわ
こいつらは族をよく知らん
からなめてる所あると思う

須磨連で研修させたってや
族の世界ってのがどれだけ
怖くて強いか教えたって」

圭吾「それならいいですよ
別にかまわないですけど」

野田「藤山君の所もいい?
族の世界を教えたってや」

藤山「別にいいですけど」

野田「ありがとう。助かる
じゃあ研修期間は年末まで

族の看板は出させないし
辞めたいと言った時点で
終わりって事でええか?」

司「ちょっと待って下さい
僕は族に入りたくない」

守「はぁ。面倒くさいな」

魂輝「強い人多いですか?
強い人と戦いたいんです」

圭吾「すぐ辞めそうですね
族は甘くないですから。
ハンパじゃできへんしな」

野田「やってみなわからん
こいつらも根性あるぞ?」

話は勝手に進められる。

話を詰めていって僕達は
暴走族に仮入部みたいな
形で入ることになった。

最初は須磨連合に2ヶ月。
残りは残忍会に1ヶ月だ。

土曜日に集会をしてるので
圭吾さんに来いと言われた

野田「そうや。圭吾。
そいつらコードネームが
あるからそれで呼んでや。

アトロにバアトに・・・
えっと・・タマは・・・
タマはタマでええや」

圭吾「コードネーム?
なんでそんなんがある?」

野田「不良の部分で行動を
する時はその名前やねん。

そいつらは不良やないから
名前を売る気は無いねん」

圭吾「へぇ。そうなんや。
威張るタイプやないんか」

まだ呼ばれ慣れていない
アトロとバアトはこの時に
呼ばれだす事になり始めた

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