第550話 嫌な予感

2016年11月4日

第22部-族の世界-

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野田「まぁそんな感じや。
トップってのは尊敬と憧れ
の2つだけがあればいい」

藤山「勉強になりました。
ありがとうございます」

圭吾「なっ。すごいやろ?
俺が野田さんに敬意を払う
のがこれでわかったか?」

藤山「アホか。羅針7代目
って知らんかっただけや。
知ってたら俺も違ってる」

司「先生は羅針7代目と」

野田「こらこら。そんな事
までメモらんでええねん」

圭吾「君達は中学生かな?
族とかに興味はあるん?」

守「全然ないですね」

魂輝「全く無いですよ」

司「暴走族は怖いです」

圭吾「そんな怖いかぁ?」

野田「そりゃ怖いやろ。
今はプライベートで特攻服
着てないからええねんや。
特攻服着てたら怖いって」

圭吾「特攻服着てる時は
負ける訳にいかへんもん」

野田「守達も勘違いするな
今こうやっておとなしく
普通にお茶してるけどなぁ

こいつらは暴走族やからな
喧嘩売るような態度とるな

族がお前らの邪魔をしない
限りは関わらんようにしろ

暴走族を決してなめるな」

守「はーい。わかった」

魂輝「わかりましたです」

司「元々そのつもりです」

野田「あれ?理解いいなぁ
わざわざ俺が言わなくても
わかってた感じやんけ」

守君達は先生を慕う人達の
前で恥をかかせないために
簡単にすぐ返事をしていた

気遣いがしっかりできてた

圭吾「うちに欲しいですね
この子ら頭いいですよね」

野田「やらへんぞ」

圭吾「族入りたくなったら
いつでも俺を訪ねてきてや
いつでも歓迎したるから」

野田「だからあかんって。
あれ・・・?待てよ・・」

先生が何か考え出してた。
何か嫌な予感がしてきた。

野田「圭吾なぁ。こいつら
と同盟組んでた方がええぞ
今はなんにも力が無いけど
そのうちややこい存在に
なってくるはずやからな」

魂輝「同盟ですか?」

守「そんなん必要ないよ。
俺ら族やあらへんねんし」

野田「どうする?圭吾」

圭吾「難しいですねぇ。
須磨連の看板をそいつらが
使うってことでしょう?」

野田「使ってもいいだけや
でもこいつらは使わんわ」

先生が圭吾に提案をしてた

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