そして・・・僕達は・・
近くのファミレスにいた
全員ドリンクバーを頼み
みんなで話し合う事に。
僕と守君と魂輝君が全員
の飲み物を入れにいった
圭吾「あの子達いいですね
自発的な所が偉いですよ」
野田「あいつらは人間的な
能力がかなり高いからな」
圭吾「野田さんの指導が
ええからですって~」
野田「あいつらは違うねん
礼儀的な事は俺はほとんど
教えてないねんからなぁ。
最初からすでにできてた」
圭吾「へぇ。すごいなぁ。
俺は野田さんに教えられて
わかったことやのになぁ」
野田「ちなみに圭吾達と
あいつらへの指導は違うぞ
圭吾は不良式の指導やけど
あいつらはエリート指導や
自分軸の基準が違うねん」
圭吾「わかってますって。
俺は陰陽の陰で裏でしょ?
あの子達が陽で表でしょ」
野田「そうそう」
藤山「何の話しですか?」
圭吾「指導方針の違いや。
俺は野田さんから格闘技や
思想を教えてもらっててな
不良の在り方みたいな事を
色々教えてもらってる」
藤山「おい。マジかいや」
圭吾「最近は無いけどな。
悩んだ時とか相談してる」
藤山「俺らも教えて下さい
野田さんは憧れなんで」
野田「俺が憧れって・・・
やめとけって。族の総長が
俺に言ってどうするねん。
現役のトップが人に習う姿
ってのは好ましくないぞ」
司「お待ちどうさまです」
守「適当に入れてきたんで
好きな飲み物どうぞ~」
圭吾「おう。ありがとう」
僕達も適当に席に座った。
司「なんか緊張するって」
今僕の目の前にヤンキーが
3人いてそれが族の総長と
思うとなんか怖くなった。
僕には縁のない人達だから
大人しくしようと思った。
圭吾「ずっと一部始終見て
たけどお前ら強かったな」
守君と魂輝君に言っていた
魂輝「見てたんですか?」
圭吾「あぁ。野田さんに
見つからないように見てた
つもりやってんけどなぁ」
守「そういえば先生と一緒
にいて話してましたよね?
なんでなんですか?」
圭吾「野田さんがいきなり
電話で久我ってやつの事を
調べてくれって言われてな
なんでか聞いたら調子に
乗ってるらしいからシバキ
に行くって聞いたからやぁ
俺も行こうと思ったんや」
野田「ついてこいとかって
一言も言ってないねんで」
学校の校門で電話をしてた
のは圭吾さんだった。