第540話 救出

2016年10月15日

第21部-指導者-

t f B! P L
野田「おーい。そっち2人
もボーッと見とらんで
さっさと決着つけろって」

司「えっ?そうなん?」

東「お前が相手か・・・
弱そうやな。よし来いや」

司「人を見た目で判断する
と後悔しますよ~?」

僕は戦闘体勢に入った。
すぐに身構えて構えてた。

森「待ってくれ。そいつは
俺にやらしてくれ。頼む」

司「森君?」

東「なんや?森か?」

野田「あいつ誰や?」

魂輝「森って人ですよ。
さっき倒れてた人です」

野田「ボロボロやんけ。
かなりやられてたんかな?
かなり辛そうに見えるわ」

魂輝「発見した時点では
そうでも無かったですよ。
司に投げられたダメージが
大きいんですよ。トドメは
司がさしてましたから」

野田「どういう事や?」

魂輝君は森君を手当てして
いた間の事を話してた。

そして森君は僕の方へ
向かってきていた。

森「悪い。こいつだけは
俺にやらせてくれんか?」

司「でも・・・森君・・」

森「頼むわ・・・宮根」

東「なんやお前。森。
俺に歯向かう気なんか?」

森「お前だけは許さへんぞ
美加をボロクソにしてよぉ
美加はどこにおんねんや」

司「美加って・・・まさか
森君の彼女のこと?」

森「あぁ・・・こいつに
美香が拉致られてな・・・
レイプされてるねんや」

司「えっ?マジで?」

森「ケジメとりたいねん。
せやから・・・頼むわ」

司「わかった・・・」

僕はふらふらの森君に
喧嘩を譲って先生の元へ
行って事情を説明した。

野田「あ~?マジかいや
しゃあない。部屋入るわ。
お前らはここでおれよ」

先生が部屋へ向かっていく
そして僕達は森君の喧嘩を
黙って見ることにした。

守君の方はもう見れない。
一方的にシバいてたから。

野田「汚い部屋やなぁ。
さてと・・・おるんかな」

土足のままで家に入る。
奥の方へ入ると部屋の隅で
裸で怯えていた女子がいた

顔は殴られて変形していた
ひどい仕打ちを受けていた

野田「便所にされてたんか
これは・・・重症やなぁ」

先生はそこら辺にあった服
を適当に渡して着させた。

野田「エスコートしてやる
今は男が怖いと思うけど
ほら。俺の手をとれって」

先生が手を差し伸べた。
美加は伸ばした手を掴んだ

そしてタオルを一枚とって
美加の顔にかぶせておいて
一緒に外へ出てきた。

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