司「じゃあ・・・行くよ。
この後喧嘩が控えてるから
さっさと終わらせるね」
僕が歩いて近づいていく。
そして森君の腕を掴んだ。
森「えっ・・・?」
腕を軽く引いて崩す。
簡単に崩すことができた。
そして懐にもぐりこんで
そのまま背負って投げた。
守「はい。終了や」
ドシイィィイン・・・
司「ふぅ~大丈夫?森君?
あっ・・・意識が無い」
森君は受身が取れていない
モロに背中から落ちていた
すぐに魂輝君がかけよる。
すぐ意識を確保してくれた
森「うっ・・・なんやろ?
何がどうなったんや?」
魂輝「森の負けですよ。
何をくらったのか覚えて
いますか?」
森「わからへん・・・
腕を掴まれたと思ったけど
ほどこうとしてたら・・」
魂輝「そのまま司に背負い
投げをされたんですよ。
綺麗に体重も落とされて」
森「そうなんか・・・」
司「ごめん・・・森君」
森「ええわ。謝るなや」
守「これでわかったやろ?
司の背負い投げに全く反応
ができてへんかったしな」
森「あぁ・・・わかった。
今まで喧嘩でも投げてくる
奴おったけど全然違うわ」
守「そういう事や。じゃあ
気をつけて帰ってくれよ。
行くぞ。タマと司」
魂輝「じゃあバイバイ~」
司「ほんとごめんね。
じゃあまた学校でね~」
僕達は先生の元へ戻った。
先生の元へ戻るとバイクを
降りたヤンキーがいた。
僕達に気づいた先生がその
ヤンキーをどこかに行かす
ようなそぶりが見えた。
そしてヤンキーが去った。
司「先生。今の人って?」
野田「なんでもないわ。
そんじゃあ行こうや」
そのまま歩いていった。
少しすると家の場所に着く
守「ここがそうですね」
野田「汚いアパートやなぁ
まぁええわ。さてと・・・
単車が2つに車が1台か」
守「多くて8人ですかね」
野田「そんなおらんやろ。
8人も入れるような間取り
とは違うみたいやからな。
おっても4人ぐらいやな」
守「なるほど」
戦況分析をしていた。
先生は守君の分析よりも
確かな分析をしていた。