第534話 飲み物

2016年10月9日

第21部-指導者-

t f B! P L
少し話していると守君達が
エスカレーターから降りて
来ていたので呼びよせた。

野田「タマ。守とタマの
飲み物買っておいで」

魂輝「ありがとうです」

司「なんかわかったの?」

守「まぁな。この辺りじゃ
危なくて有名みたいやわ」

魂輝「お待ちどうさまです
はい。先生お釣りです~」

野田「おう。ありがとう」

守「いただきます」

魂輝「いただきます」

そして4人で会議をする。

野田「共有できる話しから
話しあっていってほしい」

守「久我っていうやつは
この辺りのヤンキー達を
仕切ってるらしいですね」

野田「お山の大将かな?」

守「そうとも言えないです
暴走族とも繋がりがあって
ヤクザとも繋がりがあって
バックになんか大きいのが
ついてるらしいんですよ」

野田「へぇ。やるやんけ。
そこまでやったらハンパな
ヤンキーとは違う感じやな
人望はどんな感じや?」

守「人望は無いみたいです
周りのヤンキー達はあまり
関わりたくないらしいです
怖いから従ってるらしい」

野田「そっか。よくある
パターンのヤンキーやな。
まぁいい。後居場所は?」

守「すぐそこに家があって
そこが溜まり場らしいです

結構集団でおる事が多くて
1人の時は少ないらしい」

野田「ふーん。わかった。
だいたい情報は一緒やな。
さて。守はどう動くよ?」

守「このまま乗り込もうと
思っていますけど・・・」

野田「じゃあタマは?」

魂輝「僕は暴れられれば
いいです。守の駒ですよ」

野田「じゃあ司は?」

司「僕も・・・一緒です。
僕は守君についていって
色々見せてもらってます」

野田「ふむ。わかった。
じゃあ守。お前が指揮者や
俺も駒として扱ってみろ」

守「そんなん無理ですよ。
格上を駒に使えるほどの
人間じゃないですよ。俺」

野田「大丈夫や。俺は金で
タマは飛車で司が角でいい
守が王将で戦略を組めや」

先生が将棋で例えていた。

守「これは実践ですよ。
変化ばっかになりますよ」

野田「入れ替わってもいい
その辺りは対応するから」

この意味がわかるだろうか

先生は金から飛車でも角
でも歩でもその場に応じて
変わって動くという事だ。

言われた事だけをこなす
マニュアル人間の動きとは
違うように動くとの事だ。

できる人の動き方だった

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