守「俺が反撃してたら
窓ガラスも一緒に俺が
割ったと思われるやんけ。
あいつらが勝手に暴れた
責任を背負う気はない。
暴漢が学校に乗り込んで
きたようにしておかんと
俺らまでマークされる。
それに廊下での喧嘩や。
廊下での喧嘩になったら
壁への押し付け合いや。
誰かに止められて終了」
司「なーるほどね」
これが戦略か?と思った
後先考えずに行動してた
やつらとは違っていた。
司「でも魂輝君はなんで
追いかけようとしてた?」
魂輝「逃げてたからです」
守「タマはとりあえず倒す
それから考える奴やねん。
ダディにそう教えられた」
魂輝「少し違いますよ。
とりあえず倒せ。後は守が
裁いてくれるから。です」
司「あっ。なんかわかる」
守「わかられても困るわ」
それから警察が来て事情
聴衆を受けて話してた。
学校は被害届を出した。
守「さてと。ここまでで
一区切りはついたかなぁ」
魂輝「殺しに行くです?」
守「そうやな。ぶち殺して
警察に突き出すだけやな」
司「・・・絶対に怖いわ」
不良だったら警察に言わず
自分達で決着をつける。
それはかっこいいと思う。
守君は警察に追い込ませて
自分達で決着をつけてから
警察に突き出すと言ってる
これはかなり怖いことだ。
やられる方の将来を潰す。
そういう事だったから。
魂輝「今日行くですか?」
守「警察介入させてるしな
まぁ動いてくれへんくても
今日突き出すのはマズイな
明日ぐらいにでも行くかな
今日は道場行く日やしな」
司「明日動くんや・・・」
森「明日か・・・」
森君が影から聞いていた。
そして黙って去っていた。
そして放課後になって僕達
は道場へ行って練習してた
野田「んっ?おかしいな。
おーい。守~。ちょっと」
守君が先生に呼ばれていた
守「なんでしょうか?」
野田「いつもと違うやん。
なんで気合入ってるんや?
なんかあったんか?」
守「別に・・・何も・・」
野田「気合が入るのはいい
ただ見ている限りその気合
は殺気じみてるねんや。
周りの者が怪我するわ」
先生は変化に気づいていた
守君の殺気に気づいていた