東「明日か・・楽しみや。
俺に手を出した事を・・・
あいつら後悔させてやる」
東は家に帰っていった。
森「なんでこんな事に」
不良の世界では先輩の命令
は絶対だった。背くことが
あればリンチされてしまう
森君もそういうのを見てる
そんな先輩達を見てきてた
そして同じように後輩にも
リンチをしたりしていた。
それが今度は自分に来る。
自業自得なのかも知れない
森「どうしたらええねん」
森は1人では解決できない
不良仲間に相談していた。
しかし・・・みんな冷たい
やばそうな話になったので
関わらないようにしていた
森「なんでや・・・おい。
俺達仲間違うんかいや」
中学生のヤンキーなんて
地元で威張れてたらいいと
いうだけの連中が多かった
本物が・・・いなかった。
森君は絶望に追い込まれた
ずっと1人で悩んでいた。
そして・・・翌日・・・
待ち合わせ場所に向かった
久我「確かに・・・2万や
後中坊の女はどこやねん」
東「少し待って下さいよ。
昨日一緒におった森が今
連れてきますんで・・・」
久我「俺を待たせるとはな
まぁええ。待っておくか。
ブサイクやったら殺すぞ」
東「大丈夫ですよ・・・
それは・・・大丈夫です」
ザッ・・・ザッ・・・
待ち合わせに森君が来た。
たった・・・1人で・・・
久我「あん?あいつか?
1人で来てるやんけ」
東「おい。森。女はぁ?」
森「すんません。東先輩。
俺には・・・出来ません」
久我「どういう事や。東」
東「ちょっと待って下さい
すぐに用意しますから」
女「森君?どうしたん?
大丈夫なん?」
森「美香?なんでや?」
美加「なんでって・・・
東先輩から電話があって」
美加は森君の彼女だった。
不良のいい女だった。
東「森は使えへんかったな
久我さん。あの女どうぞ」
久我「結構ええ女やんけ」
森「まさか・・・先輩」
東「悪く思うなよ」
久我が美加に近づいていく
美加は怖くて怯えていた。
そして・・・捕まえた。
美加「ちょっ・・やめて」
久我「うっさいねん」
バシイィン・・・
髪を掴んでびんたをする。
その瞬間美加は黙った・・
体が恐怖で支配されていた