僕達は一緒に帰っていた。
こんな話をして帰っていた
司「あ~。今日も疲れたぁ
最近さぁ。基本の大切さが
身に染みてわかってきた」
魂輝「今頃ですか・・?」
守「気づくの遅いねん」
司「うっ・・・ごめん」
基本の大切さと言うのは
よく言われることなので
聞きなれてはいるけども
実際その大切さに気づく
のは自分のレベルが上がら
ないとまず気づけない。
どんな時に大切さがわかり
必要さを感じるのか。
それはある一定のレベルに
まで行かないとわからない
僕も少しは上達していた。
帰りにコンビニによって
飲み物を買おうとした。
コンビニの前では怖そうな
ヤンキー達が集まっていた
司「関わりたくないなぁ」
僕は目を合わせないように
して中に入ってった。
??「あれ?沢田らやんけ」
守「あん?お前誰やねん」
司「あっ。森君。どしたん
こんな所で溜まってて」
森「ちょっと先輩らとな。
ここで色々話してるねん」
彼の名前は森君。
田宮中学校の番長だった。
誰も森君に逆らえなかった
学校内の話しだけど・・・
(守君と魂輝君は逆らえる
が森君は守君達の邪魔を
することはなかったから)
??「そいつら誰やねん」
高校生ぐらいのヤンキーが
偉そうな態度で聞いていた
森「俺の同級生なんです。
最強って呼ばれてる沢田と
宮根がこいつらなんです」
??「お~。そうなんかいや
でもしょせんは中学生やろ
そこまで強くないやろ?」
森「宮根はそうでもない。
沢田はかなりヤバイです。
四天王倒してますからね」
??「四天王?谷川達か?」
森「そうなんですよ」
守「ちょっと待ってくれや
谷川やったんはこっちや。
白坂やったんもこっちや」
守君は僕を指差していた。
みんながこっちを見ていた
??「お前が?マジでか?
谷川も白坂も実際の所は
たいした事なかったんか」
司「えっ・・・?」
守「たいした事なかった」
司「ちょっと。守君・・」
谷川達が弱いというのは
意味が違うと思ってた。
??「俺やったら楽勝やな。
谷川達シバイたろかな」
不良達は調子に乗ってた。
僕は少し悔しくなった。