第516話 利用価値

2016年9月21日

第20部-左腕と右腕-

t f B! P L
そして夜が更けていった。
みんなその場で眠っていた

司「守君も寝ていいよ。
僕は後片付けしとくから」

守「ええわ。手伝うわ」

僕と守君で散らかっている
空き瓶や缶を片付けていた

司「よし。これでいいや。
守君。僕の部屋おいでよ」

守「そうやな。行くわ」

僕は守君を部屋に上げた。
そして親の事を話してた。

司「ロバートってさぁ・・
みんなに影響与えてるね」

守「あぁ。そうやなぁ・・
あんな連中をまとめてたと
なるとすげぇと思うわぁ」

司「集団力やってさ」

守「考えた事なかったわ」

司「そうなん?守君って
結構人集まると思うけど」

守「そうでもあらへんわ。
俺の場合私利私欲で集まる
連中が多いねんからな」

司「守君を利用しようと
しているって話かな?」

守「そうそう。利用価値が
ある間だけ仲間って感じ」

司「不良の考えみたいや」

守「そうかもしれへんな」

司「もう遅いから寝ようか
また明日ゆっくり話そう」

僕達は限界だったので寝た
なんか大人に振り回された
ような半日だった・・・

そして・・・翌日・・・
僕達は寝過ごしていた。

起きたのは8時だった。
みんな一緒にそのまま会社
に向かっていっていた。

だらしないように見えるが
みんな自由な大人達だった

そして・・・それからは
今まで通りの生活に戻った

いつも通り道場に行くと
瀬戸さんの息子のアラン君
がいて自己紹介をして一緒
に鍛錬をしたりしていた。

いつもの練習に変化が出る
そうするとすぐ日が過ぎた

そして2日が過ぎ瀬戸さん
がドイツに帰る日がきた。

僕達は見送りに行ってた。

瀬戸「そんなになぁ・・・
見送りとかいらんねんや」

父「別にええやないけ。
まぁ・・また帰ってこい」

清人「ありがとうな。明。
今回は本当にありがとう」

守「ありがとうございます
自分への課題ができたので
精進して上を目指します」

司「また帰ってきて下さい
その時は成長しときます」

瀬戸「期待に応えてくれ。
そうやなぁ・・せっかくや
ふたつだけ教えてやるわ。

感情を出して毎日過ごせ。

そしたら勝手に人は集まる
魂輝かな?あいつを見習え

喜怒哀楽が豊かな者ほど
周りに人は集まってくる。

我慢せんと過ごしていけ」

瀬戸さんからのアドバイス
を僕達は自分の基本とした

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