第509話 初遭遇

2016年9月14日

第20部-左腕と右腕-

t f B! P L
瀬戸さんは家に帰った。
そして・・僕の方は・・

司「勉強も終わらしたし
明日からドイツ行くよ」

母「それがなぁ。明が
日本に帰ってきてるねん。
今そう電話があったわぁ」

司「ええ?そうなん?」

母「そうみたいやわ。
信じられへんねんけど」

司「じゃあ今から会いに
行ってええんかなぁ?」

母「今日は実家に帰って
ゆっくりするみたいやわ

1週間ぐらいはおるから
その内会いに行くって」

司「待っとけばいい?」

母「うーん。どうやろ。
待っとけばいいと思う」

予定が一気に変わってた
僕は複雑な気持ちだった

ドイツに行きたかったし
観光もしたかったから。

でも子供だけだと危ない
からよかったとも思う。

守君の方にも同じような
連絡が行っていた。

僕達は数日間待っていた
しかし瀬戸さんは来ない

そして4日目の夜・・・
父さんから連絡があった

明日4時に守と一緒に
神戸駅に来いと・・・

そこで待ち合わせと連絡
が入っていた。

司「遂に・・明日かぁ」

僕はかなり緊張していた
なんか怖くなってきた。

守君に電話をして話を
聞くと守君も緊張してた

待たされて父さん達が
一目置いている分・・・
僕達には緊張が走ってた

そして・・・翌日・・・
午後4時に神戸駅で待つ

司「緊張するわぁ・・」

守「ふぅ。そうやなぁ」

守君は何本もタバコを
吸っていた・・・。

かなり緊張していた。

そして・・・4時3分。
大人3人がやってきた。

父「おーい。司ぁ」

清人「守。こっちや」

司「あっ。父さん」

守「ダディか・・・」

瀬戸「あれがそうか?」

司「あぁ。そうやねん」

瀬戸「ふーん。そっか」

僕達は瀬戸さんの前に
行ってすぐに挨拶をした

司「初めまして。
宮根 司です」

守「初めまして。
沢田 守です」

瀬戸「はははっ。
初めましてでは無いけど
まぁ初めましてかなぁ。
どうも。瀬戸 明です」

瀬戸さんは僕達が中学生
でもしっかり挨拶してた

なんかオーラが出ていた

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