第508話 自発的

2016年9月13日

第20部-左腕と右腕-

t f B! P L
久しぶりに会い3人で
1時間ほど話をしていた。

コンコンコン・・・

??「失礼します。村田部長
打ち合わせのお時間です」

村田「え~。断ってくれや
今日はもうええやんけ」

??「そう言われましても」

瀬戸「いいよ。邪魔したな
今回1週間ほど休みとって
来てるからまた後でな。

他にもお土産周りたいから
ちゃんと仕事してくれや」

村田「そうか。わかった。
じゃあまた後で連絡する」

野田「じゃあ行こうか」

俺達は下まで一緒に降りて
外で別れて次へ向かった。

野田「次はどうするかな。
魔人さんの所に行くか?」

瀬戸「あれ?魔人さんって
アメリカおるんやない?」

野田「2年前ぐらいかなぁ
こっち帰ってきてるねん。
由紀さんと一緒にな」

瀬戸「そうなんかぁ・・・
魔人さんとは何回か向こう
で会ってたからなぁ~」

瀬戸さんはアメリカで医学
を学んだ人だった。

バイクを飛ばして診療所へ
向かっていった。

ドアを開けて中に入る。
中に入ると客が多かった。

野田「これはあかんなぁ。
めっちゃ待ちそうやで」

瀬戸「土産だけ置いとく」

受付の人にお土産を渡して
外に出て行った。

その他にも色々と廻った。
全部廻ると日が暮れていた

野田「墓参りは行った?」

瀬戸「行ってないけど・・
今回は行く気はないねん」

野田「今回は・・って?」

瀬戸「あぁ。毎年日帰りで
来れる時来てるねんや」

野田「お前。連絡くれや。
帰ってきてるんやったら」

瀬戸「時間が無いしなぁ。
墓参りの後すぐ帰ってるし
墓参りの為だけに来てる
からそれでええねんや」

野田「ちぇっ。まぁええわ
なんとなく気持ちわかる」

先生達は道場に戻った。

アラン「パパ。お帰り~」

瀬戸「おう。アラン。
そんじゃあ家に帰るぞ~」

アラン「はい。帰ります。
みなさん。時間を割いて
いただいてありがとう
ございました」

アラン君はおじぎをした。
みんなもおじぎをした。

まさか6歳のハーフが
自分からおじぎをするとは
みんな思えていなかった。

瀬戸さんに言わされた訳と
違い自発的な行動だった。

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