久しぶりに会い3人で
1時間ほど話をしていた。
コンコンコン・・・
??「失礼します。村田部長
打ち合わせのお時間です」
村田「え~。断ってくれや
今日はもうええやんけ」
??「そう言われましても」
瀬戸「いいよ。邪魔したな
今回1週間ほど休みとって
来てるからまた後でな。
他にもお土産周りたいから
ちゃんと仕事してくれや」
村田「そうか。わかった。
じゃあまた後で連絡する」
野田「じゃあ行こうか」
俺達は下まで一緒に降りて
外で別れて次へ向かった。
野田「次はどうするかな。
魔人さんの所に行くか?」
瀬戸「あれ?魔人さんって
アメリカおるんやない?」
野田「2年前ぐらいかなぁ
こっち帰ってきてるねん。
由紀さんと一緒にな」
瀬戸「そうなんかぁ・・・
魔人さんとは何回か向こう
で会ってたからなぁ~」
瀬戸さんはアメリカで医学
を学んだ人だった。
バイクを飛ばして診療所へ
向かっていった。
ドアを開けて中に入る。
中に入ると客が多かった。
野田「これはあかんなぁ。
めっちゃ待ちそうやで」
瀬戸「土産だけ置いとく」
受付の人にお土産を渡して
外に出て行った。
その他にも色々と廻った。
全部廻ると日が暮れていた
野田「墓参りは行った?」
瀬戸「行ってないけど・・
今回は行く気はないねん」
野田「今回は・・って?」
瀬戸「あぁ。毎年日帰りで
来れる時来てるねんや」
野田「お前。連絡くれや。
帰ってきてるんやったら」
瀬戸「時間が無いしなぁ。
墓参りの後すぐ帰ってるし
墓参りの為だけに来てる
からそれでええねんや」
野田「ちぇっ。まぁええわ
なんとなく気持ちわかる」
先生達は道場に戻った。
アラン「パパ。お帰り~」
瀬戸「おう。アラン。
そんじゃあ家に帰るぞ~」
アラン「はい。帰ります。
みなさん。時間を割いて
いただいてありがとう
ございました」
アラン君はおじぎをした。
みんなもおじぎをした。
まさか6歳のハーフが
自分からおじぎをするとは
みんな思えていなかった。
瀬戸さんに言わされた訳と
違い自発的な行動だった。