夏休みに入ってすぐに僕達
はいつも通り宿題をした。
宿題は4日で終わらせる。
中学生になってからずっと
宿題をさっさとやっていた
道場では宿題を7月に
終わらせろとあったけど
これが僕達のやり方だった
(7月に終わらせてないと
合宿に参加ができない為)
そして宿題も終わらせて
翌日に荷物を準備をした。
司「これで・・大丈夫や」
パスポートも着替えもお金
もちゃんと用意をしてた。
行き先は・・・ドイツだ。
僕と守君の2人旅だ。
後は翌日を待つだけだった
僕は家で家族と過ごしてた
しかし・・・事態は変わる
母「えー。そうなん?」
母さんが誰かと電話してた
そして切った後僕に告げた
母「司。ちゃんと聞いて。
ドイツに行かなくていい」
司「へっ・・?なんで?」
突然の一言だった・・・
全く意味がわからなかった
僕達の知らない所で動きが
起こっていたからだ・・・
瀬戸「うーん。着いたぁ。
さてと。行きますかぁ」
アラン「待って。父さん」
瀬戸さんが日本に帰ってた
子供のアラン君を連れて。
神戸空港からバスに乗って
三宮まで移動をしていた。
アラン「わぁ。すごーい。
日本って人が多いですね。
・・・って・・ちょっと」
瀬戸さんは勝手に歩いてた
瀬戸「アラーン。こっちや
そごうで土産買うからな」
アラン「そごうって何?
そんな日本語初めてだし。
迷子にしないでほしい」
アラン君は追いかけてた。
瀬戸さんと手を繋いでいた
通りすがる人がアラン君と
瀬戸さんを見ていた。
ドイツのハーフだったから
かなりかっこよかった。
そごうで土産を買ってから
電車に乗って移動していた
瀬戸「アラン。降りるぞ」
アラン「待って下さいよ」
瀬戸さんは長田で降りた。
そして一度実家へ帰った。
実家に戻ると突然の帰宅に
親が驚いていた。
何も連絡をせずに帰って
きていたからだった。
そしてアラン君は初めて
おばあちゃんと会ってた。
お互い会えて嬉しがってた
瀬戸「それじゃあ。俺は
ちょっと出てくるからな。
アラン。ええ子にしとけ」
瀬戸さんは土産を持ってた
アラン「僕もついていく。
パパと一緒に遊びたいよ」
瀬戸「そうか。じゃあ来い
おばあちゃんに晩御飯は
天ぷらがいいって言えよ」
アラン「わかったぁ~」
アラン君はおばあちゃんに
瀬戸さんが言った事を伝え
瀬戸さんと一緒に歩いてく
親子旅行にもなっていた。