第501話 一目

2016年9月6日

第20部-左腕と右腕-

t f B! P L
司「力7割って・・・
力に頼るって事?」

守「最初はそこを目指す
力10割やったら素人や。
力の割合を減らしていき
技の割合を増やしてく。
そうやってやっていく」

司「へぇ。そうなんや。
守君は力何割なん?」

守「俺は今が7割かな。
やっと目指したところに
届いたってレベルかな」

司「守君でも7割なん?
それ以上減らせるの?」

守「わからん。せやけど
理論上は可能やねんや」

司「智の部分なんかな?
めっちゃ難しい部分?」

守「めっちゃ難しいな。
衝撃をどのように伝える
のかがポイントやねん」

司「僕にはわからへん」

守君がわからないことが
僕にわかるわけなかった

なんだかんだしていると
時間が過ぎてみんな来た

僕達は外で待っていた。
練習が終了したのか・・
小学生達が外に出てきた

小学生達は憲吾達を
知っているので挨拶を
してた。そして憲吾達は
高校生にも挨拶していた

昔からいるからどっちも
知っているみたいだった

僕達は入ってから1年
しか立っていないので
知らない人の方が多い。

だから全然わからない。

午後になって僕達は課題
を持って練習をしていた

あっという間に時間が
過ぎて夕方になっていた

家に帰ってから父さんと
母さんに卓兄さんの家で
あった事を話しした。

そして瀬戸 明に会うと
言ったら忠告を受けた。

父「いいか。司・・・
明は司をロバートの子と
思って見てくれへんぞ。

個人として見てくるから
司を認めるかどうかやで

絶対に心を折られるな」

母「負けないようにね。
明は個も集も強いから
相手にされなかっても
ショックを受けんでいい

認められない時の行動が
最も大事やからね」

司「あっ・・・うん」

今までの忠告と違ってた
父さん達が一目置いてた

それが僕を緊張させた。
期待もあるが不安もある

翌日学校で守君と話して
お互いに親から聞いた事
を情報交換していた。

守君も親が瀬戸 明に
一目置いてたと言ってた

どんな人なんだろう・・

そして・・日にちは過ぎ
夏休みに入っていった。

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