司「今日は裕樹君は?」
美樹「今日は裕樹は
友達の所に泊まってる」
司「へぇ。そうなんや」
裕樹(ゆうき)君は
美樹さんの所の子供だ。
僕とは6つ離れている。
今は9歳ぐらいだった。
そうして夜までは僕達は
外に出て公園に行って
2人で鍛錬をしていた。
せっかくなので堆手を
して競い合ったり他にも
色々アドバイスをもらった
どっちかというと僕が守君
に個人指導してもらってた
そして家に戻っていった。
戻ると玄関に皮靴があった
卓兄ちゃんが帰ってきてた
僕達はリビングに入った。
卓「久しぶりやな。司」
司「お久しぶりです」
守「はじめまして。
沢田 守です」
卓「守か。大きくなったな
まぁその辺適当に座れや」
美樹「今日は焼肉やから。
ええ肉買ってきてくれてる
からいっぱい食べてな」
司「うわぁ。すごい肉や。
高かったんやないの?」
卓「おいおい。うちの系列
は肉屋の経営もしてるねん
仕入れ値で買ってるからな
普通よりも安く買えてる」
肉屋の経営と焼肉店の運営
もしているので安く買えた
本当はしてはいけないが
今回は特別にしたらしい。
僕達は席に着いた。
そして一緒に焼肉を食べる
守「うわぁ。美味しいわ」
司「んー。すごいっ」
美樹「どんどん食べてね」
僕達は肉を食べていた。
しかし卓さんは食べてない
ビールばかり飲んでいた。
守「卓さんは・・・
食べないんですか?」
卓「うーん。昨日お前らの
父さん達と食べてたからな
続けて肉はいらんかなぁ」
守「そうなんですか?
ダディと一緒にですか?」
卓「司と守の父さんと
後は野田がおったけど。
いつもそのメンバーや」
司「先生も一緒ですか?」
卓「そうか。お前らに
とったら先生なるねんな。
野田も偉くなったもんやな
あいつ中学校の頃に俺に
2回喧嘩売ってきててん」
守「そうなんですか?
どうやったんですか?」
卓「ボコボコにしたな。
あいつは弱かってんや」
守「もしかして卓さんも
元ヤンだったんですか?」
卓「いや。俺は違うよ。
ヤンキーは野田だけや」
違うと否定しているけど
僕達には同じに見えた。