第492話 恋愛話

2016年8月27日

第20部-左腕と右腕-

t f B! P L
美樹「じゃあそろそろ
帰ろうかな」

京美「もう帰るの?」

美樹「うん。司と京美にも
会えたし。またね」

母「駅まで送ってくわ」

美樹「じゃあお願い」

母さんが送っていった。
僕と京美は見送ってから
家でゆっくりしていた。

美樹「よかったん?
司の親が違うって話して」

母「15の誕生日に話すって
のが最後の約束やったから
司は暴れるかと思ったけど
あの子の精神は強かった」

美樹「でもまだ15やで?
強がってる感じがするよ」

母「難しい所やねんよね。
今はまだよくわからんよ」

美樹「卓は兄さんから
全部話していいって言われ
たらしいけど姉ちゃんは
どこまで話していいと
思ってるんかな?」

母「卓に任せるつもり。
あたしからは何にも無い」

美樹「そうなんや・・・」

母「来週は任せるから。
司を宜しく頼むわ」

美樹「うん・・わかった」

そして・・・僕達は・・・
京美の恋愛話をしていた。

司「京美は学校で好きな人
とかっておらへんの?」

京美「うーん。おらへん。
まだよくわからへんねん」

司「京美はかわいいから
好きっていう男子がおると
思うんやけどなぁ~」

京美「京美はお兄ちゃん
みたいな人がいいねんけど
全然おらへんもん」

司「そうかな?僕なんか
よりいい人多いと思うよ」

京美「全然おらーん」

母「ただいまぁ~」

母さんが帰ってきた。
京美が玄関に迎えに行った

僕は部屋に戻って休んだ。
そして翌日守君に告げた。

守「そうなんか・・・
司の叔父さんが2人のうち
の1人なんかいや・・・」

司「全然知らんかったけど
そうやった・・・らしい」

守「土曜日かぁ・・・
なんか緊張するなぁ」

司「僕もどんな顔して
会ったらええかわからん」

久しぶりに会うのに・・・
真実を知った後に会うから
僕も変な感じだった。

そして・・・日にちが過ぎ
あっというまに土曜日に。

司「じゃあ行ってきます」

母「行ってらっしゃい」

僕はお泊りの用意をして
駅に向かった。駅前で僕は
守君と待ち合わせていた。

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