第491話 親兄弟

2016年8月26日

第20部-左腕と右腕-

t f B! P L
司「あ~。暑いよぉ」

守「うっさいぞ。司」

もう7月に入り気温が
一気に上がっていた。

何もやる気が起きなかった
テストも終わったので午前
で終わる学校生活だった。

司「ただいま~。あれ?」

リビングから話声がした。
母さんと誰かが話していた

僕はリビングへ向かった。

母「おう。お帰り~。司」

??「お帰り。久しぶり」

司「あ~。美樹さん。
めっちゃお久しぶりです」

母さんの妹の美樹さんだ。
僕の叔母さんに当たる人だ

ただ若いのでおばさんとは
呼べないからさんをつけて
呼ぶようにしていた。

司「どうしたんですか?
遊びに来たんですか?」

僕も椅子に座って話した。

美樹「久しぶりにねぇ~。
司にも会いたかってんよ。
全部知ったって聞いたし」

母「・・・」

司「うん・・・聞いたよ。
美樹さんも知ってたん?」

美樹「うん。知ってたよ。
守の事も全部知ってた」

司「そうなんや・・・」

美樹「お兄さん(父)から
聞いた。和也さん知ってる
人に会ってるんやろ?」

司「うん。そうやねん。
柴田さんと安部さんには
会ったんやけどね。後は
ロバートと最も付き合いの
長い2人がおるらしいから
夏休みに会いに行くねん」

美樹「その2人のうちの
1人がうちの旦那やねん」

司「ええっ!?そうなん?
ってことは・・・」

美樹「村田 卓がそう。
あんたの叔父さんやねん」

司「叔父さんがそうなん?
えっ?ちょっと待ってよ」

意味がわからなくなった。
僕はかなり動揺していた。

叔父さんとは小学生の頃に
会うのが多かったけど・・
中学生になってからは会う
ことが全然無くなっていた

美樹「来週の土曜日にでも
守と一緒にうちに泊まりに
来たらいいよ。うちの旦那
もそう言ってたから。
それを伝えに来てんけど」

司「うん・・・わかった」

僕に断る権利は無かった。
美樹さんがわざわざ直接
僕に言いに来ていたから。

京美「ただいまぁ~」

京美も家に帰ってきた。

京美「あ~。美樹姉さん。
家に来てたんやぁ~?」

美樹「久しぶりやね。京美
あんた美人になってきた」

京美も嬉しそうだった。
みんなで色々と話していた

僕が泊まりに行くのは内緒
で普通に女の話をしていた

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