第486話 バラバラ

2016年8月21日

第19部-サーペント-

t f B! P L
司「守君。そのお茶僕の」

守「あ~。そうなんか」

僕の弁当も食べ出した。

憲吾「ちょっと。守~。
何くつろいでんねんや?」

綱吉「おーい。司ぁ。
俺Wiiしたいねんけどや」

みんな行動がバラバラだ。
理子はあっけにとられてた

司「ごめんね。理子・・・
なんかみんな来ちゃって」

理子「ううん。いいよ。
なんかみんな楽しそうやね
司もなんか楽しそうやし」

司「苦楽を共にしてるから
気を使わなくてええねん」

母「ほらほら。みんなぁ~
これ適当に食べていいよ」

母さんが果物を出していた
みんなありがとうの感謝を
伝えて頭を下げていた。

いただきますを言ってから
ちゃんと食べていた。

憲吾「しっかしよぉ~
理子ちゃんは司のどんな
ところがええの?」

みんなすでになじんでいた
適応能力が高すぎた。

理子「えっと~優しい所」

司「それだけなん?」

憲吾「やっぱり優しい男が
モテルもんなんかなぁ?」

理子「んー。優しい方が
一緒にいて安心できるし」

綱吉「一緒にいるかぁ・・
そんな事考えた事ないわ」

憲吾「付き合った後の事か
そこも大事なんやなぁ~」

純也「憲吾は翔子が好きで
ずっと悩んでるもんなぁ」

憲吾「おい。言うなよ。
なんか恥ずかしいやんけ」

純也「理子ちゃんとは中学
違うからええやんけ」

憲吾「まぁそうやけどや」

綱吉「でも翔子は守の事が
好きって言ってたけどな」

司「えっ?そうなん?」

憲吾「そうやねんや・・・
めっちゃ相談されてるで」

守「何の相談やねんや。
つーか俺翔子ようわからん
沢田は他に好きな子がおる
とか適当に言っといてや。
宮城。ジュース入れてや」

理子「あっ。うん・・・」

完全な恋愛話になっていた
母さんは横から見ていた。

母「いいなぁ。懐かしいわ
この雰囲気って・・・」

中学生でこういう話って
ろくにしない話だった。

だけどみんなで言い合って
意見を話すのは見ている
周りからすると羨ましい。

楽しそうに見えてしまう。
母さんは懐かしんでいた。

自分達も同じだったから。

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