野田「今日は当番やからな
見回りに来てるだけやで」
司「当番ってなんです？」
野田「サーペントの運営の
当番でな。お前らの父さん
もちゃんと当番してるで」
守「えっ？マジで？」
司「そうなんですか？」
野田「そうなんですよ」
司「あれ・・・？でも
おかしくないですか？
父さんは貿易会社の社長を
してるんですけど・・・」
守「ダディは接骨院や針
とかそういうのやけど」
野田「説明が面倒やなぁ。
司の父さんは貿易会社の
社長やけど同時にグループ
会社の社長でもあるねんや
守の父さんは個人経営や。
でもグループ会社の幹部
でもあるねんよなぁ～」
司「よくわからないです
経済のことですか？」
野田「簡単に言うと・・」
こういう組織図になってた
わかりやすく説明すると
グループ管理会社
↓
飲食部 建築部 貿易部
↓ ↓ ↓
卸販売 全般 輸入
と言う感じになっている。
飲食部はバーや酒店を
運営しており卸と販売を
両方やっていたりしていた
他にも貸金業やアパレル
事業など手広くやっていた
グループ管理会社には幹部
が集まって全体を見ていた
僕は知らなかったけど・・
父さん達の経営は強くて
戦略や交渉がすごいらしい
それに株や外貨預金もあり
不動産も持っているので
資産はかなりあるらしい。
（法人の資産として）
そしてサーペントの運営も
父さん達がやっていた。
司「先生も父さん達の
グループの人ですか？」
野田「そうそう。大学卒業
して入らせてもらったよ。
俺が建築勉強してたから
建築事業部の方やけどな」
守「先生も幹部？」
野田「まぁ。一応な」
そうなると疑問が浮かぶ
司「まさか冠位明稜帝も？
あれも事業なんですか？」
野田「まぁそうなるかなぁ
でも仕事ではないけどな」
守「仕事じゃないんです？
どういう事なんですか？」
僕達に指導しているのを
仕事でやられていると
なると僕は嫌だった・・・
だけど先生は聞く前に否定
してくれていた・・・
だけど理由を聞きたかった
野田「ロバートの話になる
それでも聞きたいか？」
司「聞きたいです」
守「教えて下さい」
僕達は真剣に聞きたかった