みんなから電話が入った。
突然いなくなってしまって
心配をかけてしまっていた
一度みんなと合流をして
6時までは一緒に遊んだ。
6時になってから用事が
あると言って別行動をとる
僕と守君は中埠頭へ向かう
ポートライナーに乗って
中埠頭へ移動した。
中埠頭で降りてから
教えてもらった通りに道を
歩いていくと若い連中が
集まって溜まっていた。
外で格闘技の話をしてたり
実際にやって見せたりして
楽しそうにやっていた。
格闘技集団と言うよりは
格闘技ファンの感じだった
守「すんませーん。ここが
サーペント会場ですか?」
??「おう。そうやで。
お前もファンなんか?」
守「今日が始めてですよ。
面白いって聞いたんです」
??「そうやなぁ~。今日は
空手道場vs大学格闘技部や
空手の異種格闘技やからな
めっちゃ面白いカードや」
司「えっとサーペントって
格闘技集団じゃなくて
格闘技イベントですか?」
??「あぁ。そうやで~」
司「やっぱり・・・そうや
これで全部わかったわぁ」
格闘技集団と聞いてたから
僕達は話が噛み合わなくて
勘違いしたりしていた。
??「サーペントに出る奴ら
は道場の代表選手やからな
背負ってるもんが違うわ。
せやからおもろいねんな」
そのサーペントの試合に
出る連中は各道場やジムの
トップクラスの連中だった
なぜ・・・こんなイベント
に出るのかがわからない。
武道を学んでいる者は
こんなイベントに出る必要
は無いはずだったから・・
話を聞いている間に開場の
時間になったので中へ入る
僕達はチケットが無くて
当日券を買おうとした。
席が空いていないのに立見
で2000円も取られた。
結構・・・高かった。
中に入るとボクシングの
大きさ程度のリングがあり
周りに椅子が置かれていた
そして司会っぽい人が
リングの上に上がってきた
色々と説明をしてくれてた
そして・・・わかった。
このサーペントと言うのは
自分の所属している道場の
宣伝も一緒に出来ていた。
選手の紹介と一緒に必ず
その道場も紹介されていた
そして観客は若者だけとは
違い大人の人も多かった。
つまり大人に対しての宣伝
になり強さを証明させれる
場所みたいになっていた。