第472話 ファン同士

2016年8月7日

第19部-サーペント-

t f B! P L
僕達は練習に戻った。

今はこれ以上聞いても
わからないと思ったから。

僕はサーペントにそれほど
興味は無かったけど・・・

守君と魂輝君は気になって
しょうがなかった感じだ。

それからまた数日が過ぎて
ゴールデンウィークが近く
なった時の事だった。

冠位明稜帝のみんなで
三宮に遊びに行こうという
企画が立てられ遊びに行く

男女でグループで遊んでた
ゲームセンターに行ったり
カラオケに行ったりしてた

みんなでこうやって遊ぶと
やっぱり楽しかった。

夕方になって歩いていると
人が多くなって色々な通行人
とすれ違っていた。

その時・・・確かに聞いた。

??「サーペントの試合って
今日何時からやったっけ?」

??「今日の7時からやろ」

すれちがいざまで聞こえた。
守君はすぐに振り返った。

守「あいつらか・・・」

司「ちょっと・・守君?」

守君が追いかけていった。
僕も一緒に追いかけた。

みんなは気づいてなかった
僕と守君がいないことに。

守「すいません。ちょっと
いいですか?今サーペント
って言ってましたよね?」

??「あぁ?なんやお前ら」

高校3年ぐらいの人だった
守君は色々と質問をした。

守「サーペントの連中を
探してるんですよ。なんか
強い連中なんですよね?」

??「お前もサーペントの
ファンなんか?」

守「ファン・・ですか?」

??「異種格闘技やからなぁ
やっぱ燃えるよなぁ~」

守「えぇ。ファンですね。
ただ見た事ないんですよ」

守君は話を合わせてた。
そしてだいぶわかってきた

??「今日の7時にポーアイ
の中埠頭であるねんや。
当日券あると思うから
見たかったら買えばいい」

守「7時に中埠頭ですね。
わかりました。行きます。
ありがとうございました」

そして彼らと別れた。

司「守君・・・行くの?」

守「あぁ。見ておきたいわ
サーペントの強さっての」

司「サーペントってさ・・
たぶんやけど・・・」

僕は自分の推測を話した。

守「あぁ。俺もそう思った
そうすれば先生の言ってた
事も全部繋がってくるわ」

守君も推測を立てていた。
僕と同じ推測だった。

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