第467話 油断

2016年8月2日

第19部-サーペント-

t f B! P L
倒れた石沢に仲間が近づき
声をかけたりしていた。

魂輝「次はあなたですね。
さぁ。やりましょうかぁ」

魂輝君が前川に煽っていた
前川は魂輝君を睨んでいた

守「タマぁ。終わりやぁ。
一人は司にやらせろって」

司「いいよいいよ。魂輝君
がやったほうが早いって」

魂輝「じゃあ司に任せます
しっかりやって下さいね」

魂輝君は普通に戻ってきた
そして僕が出る事に・・・

司「あの・・お願いします
なんか・・・すみません」

前川「調子狂う奴やなぁ。
ほんまにお前強いんか?」

司「いえ・・・弱いです」

守「おーい。司はある程度
追い込まないと本気で相手
にしてくれへんからなぁ~
頑張って追い込んでみろ」

前川「へぇ。そうなんか」

司「いや。違いますよ・・
って・・・うわっ・・・」

前川が殴りかかってきた。
殴り方が素人だった。

司「わっ・・・危ないよ」

僕には一発も当たらない。
殴る前に腕を引いてるので
殴ってくる前にわかるから

それに・・・弱いと思った
後先考えずに大振りだった

前川「なんで当たらへん?
ハァ・・・ハァ・・・」

前川はバテてきていた。
全力でパンチを空振ると
思った以上に体力を使う。

司「もうやめませんか?
この勝負僕の負けで全然
構いませんから・・・」

前川「ふざ・・けんな」

守「司ぁ。そいつらには
情けはいらんねんぞぉ~
ツッパるやつはツッパる
だけの根性があるねんや
ちゃんと戦って倒すのが
そいつらへの礼儀やぞ」

司「だってさぁ・・・」

前川「よそ見すんなや」

ドスッ・・・ガッ・・・

前川が僕の腹を殴って
顔を思いっきり殴った。

しかし・・・効かない。

前川「手応えが無い!?」

僕は力を抜き殴られる
方向へ合わせて飛んでた

衝撃を逃がしていた。
浮身と呼ばれる技術だ。

道場でみんなと組み手を
するといつも殴られてて
どうしても痛すぎるので
衝撃を逃がす技術を先生
に教えてもらっていた。

司「いたたたた。ふぅ。
じゃあまだやります?」

前川「かかってこいや」

司「・・・わかりました
じゃあ覚悟して下さい」

僕は倒すと決めた。
彼から学ぶ事は何も無い
少しでも楽になるように
早く決めてあげたかった

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