第458話 学ぶ事

2016年7月23日

第18部-親の仲間達-

t f B! P L
野田「試運転無しであんな
スピード出すなんて・・・
かなり危なくないです?」

安部「しゃあないわ・・・
15年ぶりやからなぁ・・・
ロバートと一緒にあーして
つるむのってのは・・・」

野田「重ねてるんですかね
昔に戻ったみたいですね」

安部「突然やったからな。
最後の思い出っていうのが
俺達には無いねんから」

野田「そうですね・・・」

守「・・・」

その頃・・・僕達は・・・

柴田「司ぁ~。目を開けて
しっかり前見ればいいぞ。
世界が違って見えるから」

司「怖いです~」

柴田「勇気出して見ろ。
見たら感覚が変わるから」

僕はそっと目を開けた

司「すげぇ・・・」

車に乗って見るのとは
全然違う景色だった。

風が心地よく吹き抜ける。

柴田「気持ちいいやろ?」

司「はい。最高です」

そのまま10分ほど乗って
からお店まで戻った。

店の前は誰もいなかった。

司「ありがとうございます
めっちゃ感動しましたぁ」

柴田「守はどこいった?
ちょっと呼んできてくれ」

司「はい。呼んできます」

僕は店の中に入った。
店の中ではみんなで色々と
バイクについて話をしてた

野田「おう。お帰り~司」

司「お疲れさまです。
守君。柴田さん呼んでる」

守「ほんま?わかったぁ」

守君が外に出て行った。

司「何話してたんです?」

安部「どんなバイクに
乗りたいか?って話や」

野田「司はバイクやったら
どんなんに乗りたい?」

司「僕は簡単なのがいい。
スクーターがいいですね」

大きいバイクは怖かった。
上手く乗れる自身が無い。

野田「スクーターかぁ・・
乗るのはスクーターでも
免許は400ccで取れよな」

司「なんでなんですか?」

野田「高校に入ったら色々
250とかに目移りするねん
400で免許とっておいて
スクーターから乗り換え
たくなったりするからな」

安部「それはよくあるな」

司「そうなんですねぇ~。
それじゃあそうします」

僕は深くは考えなかった。
先生と安部さんが適当な事
を言っていなかったから。

こういう大人の人からは
色々と学ぶ事が多かった。

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