第451話 記憶術

2016年7月16日

第18部-親の仲間達-

t f B! P L
司「あの・・・すいません
お名前なんて言うんです」

僕は名前を聞いた。

安部「安部。いや・・・
飛燕って言ったほうが
お前らにはわかるかな?」

司「えっ?安部さんって
もう1人の会う人ですよ」

守「ロバートって人の事を
聞きにきてたんですよ」

安部「全部知ってるんか?
親が違うってことも・・」

守「はい。15の誕生日で
全部聞きました・・・」

司「僕も・・・そうです」

安部「そうなんか・・・
ちょっとお茶でもするか。
ちょっと待っておけや」

安部さんは店の中に戻った
僕達も中へ着いていった。

安部「おーい悪い。柴田が
帰ってきたらマロンにおる
からさっさと来いってだけ
伝えておいてくれへん?」

男「はい。わかりました」

安部「そんじゃあ行くかな
行くぞ。守と司ぁ~」

司「はい。失礼します」

守「失礼しましたぁ~」

安部さんについていった。
少し歩くとマロンと言う
喫茶店に着いたので入った

席に座って飲み物を頼む。

安部「守と司かぁ~・・・
もう15年も過ぎたんか。
死神と魔人は元気か?」

司「死神と魔人?」

安部「お前らの親父の事」

守「元気ですよ」

司「元気にしています」

安部「そうか。よかった。
高校卒業してからはそんな
会ってなかったからなぁ」

司「なんでですか?」

安部「俺は地方の大学に
出たからや。卒業してから
はすぐ独立したからなぁ。
色々忙しかったんやわぁ」

守「すぐに独立って・・・
勝算はあったんですか?」

安部「全く無かったなぁ。
でも公認会計士って肩書き
でなんとかいけたかな」

守「公認会計士って難しい
国家資格ですもんね」

安部「よう知ってるやんけ
ちなみに俺は大学在学中に
受験してとったんやけど」

司「すごいですよ・・・」

安部「勉強ばっかりしてた
記憶術のおかげやったわ」

守「そうなりますよね。
僕も記憶術教えてもらって
勉強が楽になりましたよ」

司「えっ。僕知らないよ」

安部「おいおい。死神は
教えてなかったんかぁ?」

記憶術というのはいわば
記憶しやすいような覚え方
で全て覚えていくやり方だ

勉強の技術の一種でもある

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