第449話 高級車

2016年7月14日

第18部-親の仲間達-

t f B! P L
男「社長に?なんで?」

司「えっと・・それは」

父さんと母さんの名前は
出せないので難しい。

守「聞きたい事があります
どうしても会って少しでも
聞きたい事があるんです」

確かに・・そうだった。
さすが守君と思った。

男「何を聞きたいの?
社長は色々と忙しいから
会いたい言うて会わせる
わけにはいかへんねん。
それに今は外出てるわ」

守「そうなんですか・・
じゃあ外で待ってます」

司「失礼しました。
待ってよ。守君」

僕達は外に出て行った。
店の外で待っていた。

司「なんかさぁ・・・
ヤンキー多くなかった?
めっちゃ怖かったって」

守「あぁ。多かったな。
バイク好きなんやろな」

司「守君もバイク好き?」

守「まぁそれなりにな。
バイクはタマが好きやねん
俺はベースの方が好きや」

司「魂輝君が好きなん?
なんか意外やわぁ~」

守「運転下手やったけどな
何回もこけてたしなぁ」

司「えっ?乗ってたん?」

守「アメリカ住んでた頃に
仲間のハーレー乗させて
もらってたんやけどなぁ。
タマはガンガンこけてた」

司「ハーレーって・・・」

さすがアメリカと思った。
スケールが全然違ってた。

そのまま外で2時間も待つ
だけど帰って来なかった。

店からヤンキーが出てきた
バイクの試運転をしていた

上手く修理ができたみたい
自分達で直してたらしい。

すごいなぁって思った。

それから更に2時間が過ぎ
もう夕方になってきていた

店の前にベンツが止まった
その中から男性が出てきた

この人がそうか?と思った
店の中に入っていった。

??「ちはーっす。なんや?
店の前ガキがおるけど?」

男「あぁ。なんか社長と
話があるらしくて・・・」

自動ドアが閉まるまでの
間の会話を聞いていた。

社長じゃなかった。
しかし・・・気になった。

司「ベンツやで。守君」

守「CLやんけ。すげぇな」

司「CLって?」

守「ベンツのランクでも
かなり高いランクのやつ」

司「高級車ってこと?」

守「そうや。2000万は
するぐらいの車やねんぞ」

2000万もする車を
乗るなんてすごいと思った

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