第445話 体の感覚

2016年7月10日

第18部-親の仲間達-

t f B! P L
魂輝「知ってしまってから
すごく辛いんですよ・・・
僕どうしたらいいです?」

野田「黙っておくしかない
タマも守達と一緒に背負え

知らなくていいように配慮
してたパパとママの優しさ
をタマは裏切ったんやしな

興味本位で知ってしまうと
それなりの代償を背負う。

守と司はそれを背負ってる
タマも一緒に背負っとけ」

魂輝「辛いです・・・僕」

野田「俺も初めてお前らを
見た時はこいつらかって
ずっと思ってたわ・・・

でも・・・ずっと黙ってた
かなり辛かったけどな・・

それに・・・俺はロバート
が死んだ時の事もずっと
黙ってたから辛かったな」

先生は辛そうに言った。
深くは語らなかった・・・

野田「まぁ。あれやな。
来年になったら由紀さんに
全部聞いたらええねんや。

僕にも全てを話してほしい
去年守に話した事を・・・
全部教えてほしいってな。

1年我慢してたら・・・
聞いてもいい権利はある」

魂輝「1年・・・ですか」

野田「あぁ。1年間黙って
おけたらタマの中でも色々
と変化が起こるやろうしな

その時に聞くべきなのか?
知らないふりをするべきか

その選択はタマがしろや。
ただ・・・今は黙って何も
知らないふりしとくべき」

魂輝「わかりました・・・
ふぅ。楽になりましたぁ。
先生ありがとうですよ」

野田「1人で抱え込む必要
はタマにはないねんからな

そんな重いのは我慢せんと
俺に相談してきてええぞ」

魂輝「はい。ありがとです
それじゃあ戻りましょう」

野田「そうやな。戻るか」

先生達は戻ってきた。
魂輝君も練習に戻った。

野田「あ~憲吾。悪い・・
頭痛いから俺は先に帰るわ
戸締りしっかりしといて」

憲吾「えっ?マジです?」

野田「昨日お酒飲まされて
めっちゃ2日酔いやねん。
バイクも取りに行きたい」

憲吾「わかりましたぁ・・
じゃあ俺達も終わります」

先生が帰るとつまらない。
みんな練習を終わる事に。

司「あれ?もう終わり?」

僕はもっと練習したかった
最近わかってきた事がある

合気柔術の体の使い方から
力の伝え方の感覚を知った

正拳突きと崩拳はずっと
練習をしてきているけど
最近は力の伝え方の感覚が
わかるようになってきてた

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