守と司が全てを知って・・
へこんでいる者がいた・・
父「司に言ってもた・・・
大丈夫なんかなぁ・・・」
清人「俺も・・・言ったわ
そっちはどうやったん?」
立ち飲み屋で話をしていた
酒をずっと飲んでいた。
しらふじゃ話ができない。
父「あいつ笑ってたけど
強がってた感じやったわ」
清人「まだ15やもんなぁ。
やっぱりきつかったやろ」
ガラッ・・・
野田「ちぃーっす。うわっ
もう出来上がってますね」
父「野田ぁ。お前遅いねん
かけつけ1杯飲んどけや」
野田「今日はダメですよ。
俺バイクで来てますから」
清人「タクシーで帰れや」
野田「嫌ですよ」
父「あいつらどないや?
分家の先生としては?」
野田「守は強すぎますね。
司は吸収して成長中です。
タマは完全に化物ですよ」
清人「守がトップか?」
野田「守は補佐ですね。
守は調和が弱いですし
集団の強さじゃなくて
個人で強いだけですから」
父「司はどうやねん?」
野田「司は調和が強い。
バランスが良すぎますよ
柔法メインですけど司の
成長率はめっちゃ高い」
清人「タマはどやねん?」
野田「タマは怖いなぁ・・
爆弾みたいな怖さがあるし
技術と技力が高すぎますね
あれはただの破壊者やな」
清人「まぁまぁ。飲めや」
野田「なんでそうなるの?
飲まない言ってるのに」
父「さっさと飲めって」
野田「じゃあいただきます
付き合い程度で飲みます」
先生は一気に飲んでいた。
清人「おおっ。いいねぇ~
いい飲みっぷりやんけ~」
父「まぁ飲め飲め」
野田「あんたら最低やわ」
ガラッ・・・
村田「お疲れさんです。
ちょっと遅れました・・・
なにやってるんですか?」
野田「助けてくれ。村田。
運転手に飲酒させるねん」
父「電車で帰ればいいねん
つーか卓。かけつけ一杯」
村田「早いですねぇ~。
それじゃあいただきます」
清人「そうそう卓ぅ・・・
お前守に言う時の外食で
代わりに支払いしてくれて
ありがとうな・・・でも
めっちゃびっくりしたわ」
父「俺の時もそうやった。
なんで支払ってくれた?」
村田が代わりに支払ってた
その理由は簡単な事だった