清人「守~。こっちや」
守「あぁ。やっと会えた」
合流して外へ出て行った。
清人「何が食いたい?」
守「なんでもいいよ」
清人「じゃあ焼肉にでも
するかなぁ~」
焼肉店へ移動した。
なんか高そうな店だった。
店員「いらっしゃいませ」
清人「2人なんやけど。
できればゆっくり話せる
場所がええねんけど?」
店員「少々お待ち下さい。
じゃあこちらへどうぞ」
奥の方へ案内をされた。
個室を通り過ぎて行った。
清人「座敷の部屋って
空いてないんかな?」
店員「座敷は団体用なので
申し訳ありませんが・・」
清人「あぁ。そうなんや」
その時奥の方から人が来た
その店の責任者だった。
店長「大変失礼致しました
こちらの座敷お使い下さい
御予約なかったのでこちら
も少し失礼しました」
清人「いえいえ。結構です
団体用でしたらいいです。
こちらは2人だけですので
お気持ちだけ頂きます」
店長「いえ。お使い下さい
本日は団体御予約も入って
おりませんので是非こちら
の座敷を使って下さい」
清人「でしたら・・・
ありがとうございます。
使わせてもらいます」
守「ありがとうございます
もし団体が来たらときます
ので言って下さい」
座敷を使わせてもらう事に
店員「いいんですか?
団体予約入ってますけど」
店長「団体は違うほうの
座敷に通してあげてくれ」
店員「あの人って・・・
なんなんですか?」
店長「幹部同士の繋がりで
村田常務が頭下げる人や。
そそうのないようにしてな
料理は俺が持っていくわ」
店員「わかりました・・」
店長「常務に連絡してくる
注文は聞きに言ってくれ。
料理ができたら持っていく
からまた言いにきてくれ」
店員「はいわかりました」
その話がキッチンに伝わる
店内に緊張が走っていた。
守君達は何も知らなかった
清人「何を注文するよ?」
守「なんでもええって。
適当にダディが頼んでや」
清人「お任せにするかぁ。
選ぶの面倒くさいしなぁ」
呼び出しボタンを押して
店員を呼びつけた。