第420話 後片付け

2016年6月15日

第17部-守の真実-

t f B! P L
魂輝「ありがとうです~」

由紀「守と見に行けばいい
マミィはよくわからんし」

魂輝「一緒に行くですよ」

守「わかった。行こうか」

魂輝「やったで~す」

魂輝君は喜んでいた。
守君もプレゼントを
開けようとした時・・・

清人「守。プレゼントは
後でゆっくり見てくれや」

由紀「今は・・・やめて」

守「・・・なんで?いつも
その場で開けてるのに」

清人「ちょっと・・・な」

清人さんと由紀さんの表情
がかなり真剣だった・・・

守君はプレゼントを開けず
親の言う事に従った・・・

そして時間も過ぎて・・・
後片付けに入っていった。

守「いいよタマ。後片付け
は俺がやっておくから」

魂輝「いいです。いいです
守はゆっくり休んで下さい
誕生日なんですからね」

由紀「今日は甘えておき。
守は部屋に行ってそれを
開けて見てきたらいいよ」

守「うん・・・わかった」

守君は色々考えていた。
魂輝君も色々考えていた。

親の様子がおかしかった。
いつもみたいに楽しく
笑っていなかったから・・

何か考え事をしてた感じだ
それには2人共気づいてた

守君が部屋に戻ってから
すぐにプレゼントを開けた

守「・・・なんや?コレ?
本と・・これはコート?」

それは僕と同じ本とコート
全く同じ物だった。

守「なんで・・・これが
あの場で開けたらあかん
かったんやろうか・・・
あれ?なんやろこの手紙」

守君は手紙を見つけた。
すぐにその手紙を読んだ。

ーーーーーーーーーーーー
今日の0時にリビングで
待ってるから降りてきて

※魂輝には言わないこと
守と2人だけで話したい

由紀
ーーーーーーーーーーーー

守「これだけ・・・か。
なんなんや?コレは?」

時間は今10時だった。

コンコンコン・・・
部屋のドアをノックする。

守「やべっ。隠すか・・」

守君は本と手紙を隠した。

魂輝「入るですよ~。
ふぅ。疲れましたぁ~。
守。プレゼントって一体
なんだったんですかぁ?」

守「お疲れさん。魂輝。
プレゼントはコートやわ」

魂輝「コートなんですか?
こんな時期にですか?」

春にプレゼントをするとは
思えないプレゼントだった

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