第415話 1万円

2016年6月10日

第16部-2人の真実-

t f B! P L
店長「結構です。結構です
お受け取りはできません」

父「俺も店出られへんわ。
あんだけしっかり美味しい
ご飯食べさせてもらって」

店長さんは困っていた。

父「じゃあ置いて帰るから
今日は本当にありがとう」

父さんは1万円を置いて
そのまま店を出て行った。

多分1万円以上はしてたが
受け取り易い金額だけを
置いて黙って出ていた。

司「ごちそうさまでした」

僕も一礼だけをして出た。

父「司ぁ~。どこ行くよ?
2次会はどこで遊ぶ~?」

司「帰らなくていいの?」

父「せっかく男同士やしな
俺もたまには遊びたいわ。
昔みたいに遊びたいねん」

司「じゃあボーリング~」

父「おっ。ボーリングかぁ
父さん若い頃上手かったぞ
そんじゃあ行くかぁ」

父さんと一緒に遊ぶ事に。
いつもの父さんとは違って
マジメな大人ではなくて
不良っぽくなっていた。

ボーリング場に行って
一緒にボーリングをする。

ガッコオォオオン・・・

司「うわぁ。すごーい」

父「ふふっ。どうやねん。
父さん結構上手いやろ?」

父さんはストライクをとる
安定していてとっていた。

司「よーっし。僕も・・」

カコン・・・

父「あっはっは。1本て」

司「もう笑わんとってよ。
僕ボーリング経験少ない」

父さんが僕をバカにしてた
父さんは楽しそうだった。

でも・・なんか僕も楽しい

父「いや~。悪い悪い。
ロバートも下手やったから
一緒やなって思ったわ。
司。投げ方教えてやるわ」

司「あっ。教えてほしい」

父さんから投げ方と狙う
ところを教えてもらった。

適当に真ん中を狙って
投げてたらダメだと知った

司「よーっし。行くよぉ」

父「おっ。ええ感じやん」

ガコオォオン・・・

司「あー。惜しい。9本」

父「8本増えたやんけ。
ちゃんと上達したやんか」

司「へへっ。ありがと」

ボーリングを2ゲームして
11時少し前に店を出た。

保護者同伴で夜遊べるのが
11時という決まりがあった

父「司ぁ。そろそろ帰るぞ
父さん帰って酒飲みたい」

司「うん。わかったぁ」

父さんと一緒に家に帰る。
電車で一緒に帰った。

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