店長「結構です。結構です
お受け取りはできません」
父「俺も店出られへんわ。
あんだけしっかり美味しい
ご飯食べさせてもらって」
店長さんは困っていた。
父「じゃあ置いて帰るから
今日は本当にありがとう」
父さんは1万円を置いて
そのまま店を出て行った。
多分1万円以上はしてたが
受け取り易い金額だけを
置いて黙って出ていた。
司「ごちそうさまでした」
僕も一礼だけをして出た。
父「司ぁ~。どこ行くよ?
2次会はどこで遊ぶ~?」
司「帰らなくていいの?」
父「せっかく男同士やしな
俺もたまには遊びたいわ。
昔みたいに遊びたいねん」
司「じゃあボーリング~」
父「おっ。ボーリングかぁ
父さん若い頃上手かったぞ
そんじゃあ行くかぁ」
父さんと一緒に遊ぶ事に。
いつもの父さんとは違って
マジメな大人ではなくて
不良っぽくなっていた。
ボーリング場に行って
一緒にボーリングをする。
ガッコオォオオン・・・
司「うわぁ。すごーい」
父「ふふっ。どうやねん。
父さん結構上手いやろ?」
父さんはストライクをとる
安定していてとっていた。
司「よーっし。僕も・・」
カコン・・・
父「あっはっは。1本て」
司「もう笑わんとってよ。
僕ボーリング経験少ない」
父さんが僕をバカにしてた
父さんは楽しそうだった。
でも・・なんか僕も楽しい
父「いや~。悪い悪い。
ロバートも下手やったから
一緒やなって思ったわ。
司。投げ方教えてやるわ」
司「あっ。教えてほしい」
父さんから投げ方と狙う
ところを教えてもらった。
適当に真ん中を狙って
投げてたらダメだと知った
司「よーっし。行くよぉ」
父「おっ。ええ感じやん」
ガコオォオン・・・
司「あー。惜しい。9本」
父「8本増えたやんけ。
ちゃんと上達したやんか」
司「へへっ。ありがと」
ボーリングを2ゲームして
11時少し前に店を出た。
保護者同伴で夜遊べるのが
11時という決まりがあった
父「司ぁ。そろそろ帰るぞ
父さん帰って酒飲みたい」
司「うん。わかったぁ」
父さんと一緒に家に帰る。
電車で一緒に帰った。