第414話 自分軸

2016年6月9日

第16部-2人の真実-

t f B! P L
父「後はあの本やけどなぁ
あの本は何回も読めばいい
自分軸をしっかり作る為に
ロバートが作った本やから

あの本を読んでからかなぁ
俺の中で自分軸ができた」

司「自分軸って?」

父「自分の中での判断基準
他人には強制しない部分」

司「そんなんあるの?」

父「人には言わへんけどな
自分だけのぶれたらあかん
って思ってる部分はある」

司「そうなんや・・・
その本ってロバートって人
何歳ぐらいで書いたん?」

父「中2か中3ぐらいかな
その辺りは忘れたけど」

司「今の僕と同じぐらいの
頃に書いた本なん?」

父「そんぐらいやなぁ~。
深夜に少しづつ書いてて
完成させるのにけっこうな
時間かかったみたいやわ」

司「そうやったんや・・・
父さんに影響与えた本か。
じゃあ僕も何回も読むよ」

父「何回も読めばいいぞ。
俺は今でもたまに読んでる
ほとんど内容覚えてるで」

司「今も父さん読むの?
なんで?読む必要なんて
ないと思うねんけど」

会社を経営しているのに
読む必要は無いと思った。

父「たまーに自分の軸が
ぶれそうになる時がある。
悩んだりどう対処したら
ええかわからん時あるねん
そんな時ロバートやったら
どう捌くかを見たいねんや
アムリタ教典から考え方を
抜き出して考えてるねん」

意外だった・・・
父さんに悩みなんて無いと
ずっと思ってたから・・・

父「そんじゃあ帰ろうか。
もう3時間も過ぎてるわ」

司「ほんまや。9時半や。
時間過ぎるの早かったね」

父「ロバートの話しはなぁ
何時間でも話せるからな」

司「本当に話しそうやね」

父「寝言でも話してやる」

司「そんなん無理やし」

帰る準備をして出て行く。
そしてお会計に入った。

父「いくらになるかな?」

店長「お代は結構ですよ。
常務から言われてます」

父「卓から?ええって。
ちゃんとご飯も食べたし
ちゃんと請求してくれ」

店長「ですが村田常務から
今日のお代は何があっても
受け取らないでくれと・・
常務が支払うからと・・」

父「あの野郎・・・バカ。
そんじゃあ甘えておくか」

店長「是非そうして下さい
上司同士の話になりますと
私も困ってしまいます」

父「今日のスタッフさんに
これで美味しいまかないを
食べさせてあげてくれや。
いつもご苦労様って一言を
ちゃんと言ってあげてて」

父さんは1万円を渡してた

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