第392話 誕生日会

2016年5月17日

第16部-2人の真実-

t f B! P L
司「ほら。父さんビール」

僕は父さんにビールを
注ごうとした。

父「んー。今日はいいわ。
今日はジュースを飲むわ」

司「え~。なんでなん?
いつもビール飲むやんか」

父「また今度頼むわぁ。
今日は酒はええねんや」

司「へんなの・・・」

こういう席では必ずビール
を飲むのに珍しかった。

母「ほら。司も座って」

司「うん」

僕も席に座った。
そして・・・

パンッ・・・パンッ・・・

「誕生日おめでとう~」

クラッカーを鳴らして
少し派手に祝ってくれた。

京美「はい。お兄ちゃん」

母「はい。受け取って」

父「ほれ。渡してやるわ」

司「ありがとう~」

プレゼントをもらった。
父さんと母さんからは
赤と青の2つずつもらった

ひとまず別の机に置いた。

そしてみんなでご飯を食べ
学校の事や道場での事を
色々と話をしていた。

司「明日から京美も中学生
かぁ。緊張したりする?」

京美「ちょっと緊張する」

母「なんかあったら司に
言ったらええねんで~」

司「僕は干渉しないって。
京美にいちいち近寄ったら
京美が孤立してしまうよ」

父「そういう意味じゃない
嫌な事があったら我慢せず
司に相談しろってことや」

司「あー。そういうこと?
それならいくらでも聞く」

京美「なんか楽しみやなー
部活もなんか楽しみや~」

司「何部に入るの?」

京美「まだわからんけど~
テニス部に入ろうと思う」

司「いいやん。テニス。
運動部っていいやんね」

父「お前は文化部やろ?
全然説得力ないやんけ」

司「違うよ。最近は帰宅部
みたいになってるから」

母「余計あかんやんか」

こうやって楽しく過ごす。
僕は家族が大好きだった。

そして2時間が過ぎて・・
ご飯も食べ終わってからは
みんなゆっくりしていた。

司「そうや。プレゼントを
開けてもいいかな?」

京美「うん。開けよう~」

父「青は開けてもいいよ。
赤は部屋帰って開けろや」

母「母さんのも一緒」

司「うん。わかった」

まずは京美のを開けた。

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