剛士「そんな感じや。脱力
の感覚わかってるやんか」
司「よくわかんないですよ
脱力の説明できないです」
剛士「中学生でされたら
大人の立場ないねんけどな
やっぱり基礎力高いなぁ。
野田さんシャレならんな」
司「僕はまだ先生の事って
よくわかんないんですよ。
半年ぐらい前に入った
ばかりのペーペーですし」
剛士「すげぇな。半年で
ここまで育てるのって」
生徒「先生~。こっちの
練習も見て下さいよ~」
司「呼ばれてますよ。
行ってあげて下さい」
剛士「じゃあ待っててや。
木人打っててええからな」
司「ありがとうございます
練習させてもらいます」
先生は生徒のところへ行き
僕はさっき見た先生の木人
打ちを真似して打っていた
これがとても難しい。
イメージ通りにはいかない
??「おい。どけや」
司「はい。すいません」
高校1年生ぐらいの人が
使うらしいので僕はどいた
そして他の人の練習を見て
とにかく真似ていた。
??「おい。お前」
司「はい?」
??「ちょっとこっち来い」
司「わかりました」
木人をどけと言った高校生
が他の高校生3人を連れて
僕に来いと命令をしていた
僕はついていった。
トイレに連れて行かれた。
??「お前。なんやねん。
部外者がなんでおんねん」
司「すいません・・・」
??「さっさと帰れや。
おってもむかつくねんや」
司「それはできません。
遊びで習いに来たわけじゃ
ないんですから。
僕の態度が失礼だったなら
それはお詫びしますから」
??「お前なめてんやろ?
シバかれなわからんか?」
司「脅しとかやめて下さい
僕は練習がしたいんです」
??「なめんな。ボケがぁ」
ガッ・・・
僕の顔を殴ってきた。
道場のみんなのパンチに
比べると全然痛く無かった
司「今のって・・・
素人のパンチですよね?
なんでジークンドーを
使わないんですか?まさか
実践で使えないんです?」
??「お前生意気やなぁ」
司「つまんないですね。
じゃあ僕も反撃しますよ」
ジークンドーを学んでいて
ジークンドーを使わないと
なるとなんかむかついた。