第378話 必要な努力

2015年8月20日

第15部-修行期間-

t f B! P L
守「あぁ。助かったわ。
リーダーなったら個人的な
行動ができへんからなぁ。
俺にはリーダーできへんし
人の上に立つっていうのが
今まで無かったからなぁ」

司「経験不足ってこと?」

守「まぁそういうことや」

司「なんか難しいよね。
今までは強いからリーダー
って思ってたんやけど道場
に通うようになってから
考え方変えさせられたよ」

守「そうやなぁ~・・・
みんな意思持ってるよな」

司「流されてないもんね。
適当に生きてない感じ」

守「だからええねんや。
俺も認められるねんから」

司「必要な努力っていう
考え方が僕は好きやけど」

守「俺の場合それはダディ
から聞かされてるねんや」

色々思いを話していた。
言いたい事を話し合ってた

守君も少し角がとれてた。
成長していた感じだった。

司「明日からは憲吾が
トップやねんなぁ~。
新体制になるんやね~」

守「そうやな。支えるわ。
憲吾の思想も聞きたいわ」

司「なんにも考えてないと
思うよ。憲吾は適当やねん
何かが起こってから考える
タイプやから大変やで」

守「桁成とは全然違うな」

司「守君が色々支えないと
いけなくなると思うよ~」

守「俺が支える前に他の
誰かが支えてくれるやろ」

やっぱりどこか不安だった
桁成と比べてしまっていた

それからまた何日かが過ぎ
憲吾は憲吾で頑張っていた

いきなりリーダーと言われ
色々自覚をし始めていた。

責任感を考えたりまわりの
みんなの相談を聞いてたり
やる事が一気に増えていた

憲吾1人に責任を負わせず
みんなで協力できることは
協力して憲吾を支えてた。

周りの手伝いが必要なのは
桁成がずっと提唱してた。

桁成がやってたことは
みんな受け継いでいた。

そして・・・僕は・・・
かなり柔法がわかってきた

綱吉「オラぁ。司ぁ~」

司「そうきたらこうする」

綱吉「うわっ・・・」

綱吉の左腕に体重を乗せて
力を抜き自重を使って倒す

そして上から押さえ込んだ

綱吉「ギブ。まいったぁ。
司は崩れなくなったなぁ」

司「ずっとやってるもん。
柔法だけに専念してるし」

綱吉「そろそろ剛法も
覚えたらええんちゃう?」

司「いやぁ。まだいいや。
柔法はまだまだ奥が深い」

僕は自惚れられなかった。

打撃が無いというルールで
ないと戦えなかったから。

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