守君が1位だった。
理由は「強いから」
その次に憲吾だった。
理由は「楽しいから」
その他もみんなとは
違う理由が多かった。
みんな個性的だった。
野田「ふーん。守が1位か
ほんで次が憲吾やねんな」
先生は考え出していた。
野田「そんじゃあ今年の
リーダーは憲吾やな。
憲吾。任せるからな~」
「えええええっ!?」
みんな驚いていた。
今まで1位の人がリーダー
になっていたから。
綱吉「えっ?守やないん?
一番支持得てますけど」
野田「守をリーダーにして
もまだまとめられへんって
強さでリーダー決めへん」
綱吉「どんな理由です?」
野田「司の成長で決めた。
それが憲吾の理由やねん」
「あぁ~。そうかぁ」
司「えっ?僕がなんで?」
みんな納得しだしていた。
僕には意味がわからない。
野田「守は名プレーヤーや
せやけど名トレーナーとは
違うねん。それに比べて
憲吾は1人だけじゃなくて
綱吉達とも一緒に初心者の
司をここまで引き上げた。
憲吾も一般的には強いから
別に文句ないと思ってる。
なにか不満はあるか?守」
守「不満なんてないです。
憲吾が正等だと思います。
俺も憲吾から学ばせて
もらう事が多いと思う」
野田「桁成がおらんように
なった今守には見れる人が
おらへんもんな。憲吾は
また桁成とは違うタイプや
色々見て勉強しておけよ」
守「はい。わかりました。
ありがとうございます」
野田「あっ。でもあれやわ
試合や武術関係の時は憲吾
の独断で決めたらあかんぞ
ちゃんと守に相談しろよ」
憲吾「わかってますって」
そしてリーダーが決まった
全体的なリーダーは憲吾。
部分的なリーダーは守君だ
その日の帰りに僕は聞いた
司「リーダーにならなくて
ほんまによかったん?」
どうしても聞きたかった。