司「じゃあ・・・帰ろう
遅くなると心配するよ」
理子「うん・・・」
理子と黙って歩いてた。
何も言葉が出てこない。
そして理子の家についた
司「じゃあまた明日ね。
風邪引かないようにね」
理子「うん。バイバイ」
そして僕も家に帰った。
司「ただいまぁ~」
母「おう。お帰り~」
司「ちょっと着替えてから
外で練習してくるね」
母「気をつけてね~」
いつもの日課は欠かせない
近くの公園で鍛錬をした。
24式太極拳と合気道の型を
1時間ほどしてから帰った
司「ふぅ。外も寒いね。
先お風呂入っていい?」
母「うん。入っておいで」
僕は先にお風呂に入った。
そしてデートの事を話した
報告をする約束で母さんに
色々教えてもらってたから
次また教えてもらおうと
思ったら報告は必要だった
キスした事は言わなかった
それはなんか恥ずかしい。
母「上手く言ったんやね。
よかったやんか。司ぁ」
司「うん。母さんのおかげ
また恋愛相談するからね」
母「おう。聞いてやるわ」
父さんには男の相談をして
母さんには恋愛相談をする
親から色々教えてもらった
それから数日が過ぎて・・
バレンタインで理子から
チョコレートをもらった。
手作りのチョコだった。
僕はめっちゃ嬉しかった。
週に1回は太極拳部へ行き
みんなとも楽しくやってた
そうして3学期も過ぎて
3年生の卒業式も終わった
来年は自分もあーやって
卒業するんだと思ったら
ほんの少し寂しくなった。
そして期末テストも終えて
冬休みに入っていった。
司「もうすぐ3年生やで。
最上級生になるけどさぁ」
守「なんも変わらんやろ。
学校はいつも通りやろな」
司「そういえば守君は
道場に通い出してからは
学校で静かになったよね」
守「前から静かやんけ」
司「全然静かじゃないよ。
いっつも目立ってるやん」
一緒に道場に行く途中に
2人で話をしていた。
今日は2年生だけの集まり
なんか珍しい日だった。