第374話 司一筋

2015年8月7日

第15部-修行期間-

t f B! P L
理子「沢田君と魂輝君も
一緒に行ってるんやぁ?
女子の人も多いの?」

司「女子も多いかなぁ。
あまり話はしないけど」

理子「ふーん。ほんま?
司のことを司って呼ぶ
女子はおったりする?」

司「女子では言われない
男子は司って言うけど」

理子「じゃあよかった。
司を呼び捨てにしてたら
うちめっちゃ心配やわ」

司「なんで?」

理子「ライバルはいらんし
安心してたいやんかぁ~」

司「それは大丈夫やで。
僕はよく投げられてるし
弱い所ばっか見られてる
から好かれる事は無いよ
理子以外の人に好かれても
全然嬉しくないしね」

理子「もう~。司ぁ~。
喜ばせんとってよぉ~」

司「ほんまやって。
理子が他の男の人に行って
しまう可能性の方が高い」

理子「あたしは司一筋やで
だから安心していいよ~」

司「安心なんてできへんよ
理子は僕と違ってモテる」

僕は理子に本音を伝えた。
理子はそれを喜んでくれた

こうやってゆっくり息抜き
するのも必要だと思った。

それからも色々歩いて
クレープを食べてプリクラ
をとってデートしていた。

一日中遊んで楽しかった。
夜6時になったので帰る。

須磨の駅についても手を
繋いだまま帰っていた。

理子「今日は楽しかったぁ
ありがとうね~。司ぁ~」

司「こっちこそありがとう
あっそういえばネックレス
買うの忘れてたやんかぁ」

理子「あっ。ほんまやね~
でも。いいよいいよ。
それより・・・・さぁ」

司「うん?なに?」

理子「キスしてほしいな」

司「ええっ!?なんで?」

理子「司があたしの事を
好きっていう証明やんか」

司「・・・いいの?」

理子「うん」

僕はそっと理子に近づく。
そして理子にキスをした。

5秒ぐらいキスしていた。
そして無言で抱きしめた。

理子も僕に抱きついてた。
なんか・・・幸せだった。

司「理子・・・好きや」

理子「うん・・あたしも」

そしてまたキスをした。
何度も何度もキスをした。

理子が愛しく見えたから

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