理子「沢田君と魂輝君も
一緒に行ってるんやぁ?
女子の人も多いの?」
司「女子も多いかなぁ。
あまり話はしないけど」
理子「ふーん。ほんま?
司のことを司って呼ぶ
女子はおったりする?」
司「女子では言われない
男子は司って言うけど」
理子「じゃあよかった。
司を呼び捨てにしてたら
うちめっちゃ心配やわ」
司「なんで?」
理子「ライバルはいらんし
安心してたいやんかぁ~」
司「それは大丈夫やで。
僕はよく投げられてるし
弱い所ばっか見られてる
から好かれる事は無いよ
理子以外の人に好かれても
全然嬉しくないしね」
理子「もう~。司ぁ~。
喜ばせんとってよぉ~」
司「ほんまやって。
理子が他の男の人に行って
しまう可能性の方が高い」
理子「あたしは司一筋やで
だから安心していいよ~」
司「安心なんてできへんよ
理子は僕と違ってモテる」
僕は理子に本音を伝えた。
理子はそれを喜んでくれた
こうやってゆっくり息抜き
するのも必要だと思った。
それからも色々歩いて
クレープを食べてプリクラ
をとってデートしていた。
一日中遊んで楽しかった。
夜6時になったので帰る。
須磨の駅についても手を
繋いだまま帰っていた。
理子「今日は楽しかったぁ
ありがとうね~。司ぁ~」
司「こっちこそありがとう
あっそういえばネックレス
買うの忘れてたやんかぁ」
理子「あっ。ほんまやね~
でも。いいよいいよ。
それより・・・・さぁ」
司「うん?なに?」
理子「キスしてほしいな」
司「ええっ!?なんで?」
理子「司があたしの事を
好きっていう証明やんか」
司「・・・いいの?」
理子「うん」
僕はそっと理子に近づく。
そして理子にキスをした。
5秒ぐらいキスしていた。
そして無言で抱きしめた。
理子も僕に抱きついてた。
なんか・・・幸せだった。
司「理子・・・好きや」
理子「うん・・あたしも」
そしてまたキスをした。
何度も何度もキスをした。
理子が愛しく見えたから