桁成「あれ?司かな?」
薫「宮根君やん。隣の
女の子は彼女かな?」
桁成「お~い。司ぁ~」
司「ん?なんやろ・・?
桁成と薫さん?えっ?」
理子「知り合いなん?」
桁成と薫さんがいた。
僕達に声をかけてきた。
司「お疲れさまです・・
なんで2人・・・で?」
桁成「こいつがたまには
遊ぼうってうるさくて」
薫「あんたから誘って
きたんやんかぁ~」
ギャーギャーうるさい。
ちょっと恥ずかしくなる
司「もしかして・・・
付き合ってるんですか」
桁成「んー。まぁなぁ。
もうすぐ1年ぐらいかな
つーか隣の子は彼女?
めっちゃかわいいやん」
司「彼女っていうか・・
幼馴染っていうか・・」
理子「言ってよ・・・」
司「片想いというか」
理子「えっ。あれ?」
桁成「片想いなんか?」
薫「ちょっと。桁成。
やめといたげーな」
司「ははっ。難しいな。
僕の片想いなんですよ」
桁成「そうなんかぁ・・・
彼女。司はええやつやで。
ちゃんと努力もできてるし
達成できるやつやからな。
俺は推薦しておいてやる」
薫「あたしも推薦しておく
司は素人やったのに1ヶ月
であたし投げられてるし」
司「それは推薦じゃない。
聞き方間違えると暴力や」
女子が男子に投げられたと
なると暴力を想像する。
理子は詳しくは知らない。
変に捉えられそうだった。
理子「あの・・大丈夫です
今日あたしが誘いましたし
両想いなんで大丈夫です」
桁成「あれ?そうなん?」
薫「よかったやん宮根君」
司「よかったんかなぁ?
結果オーライの気がする」
桁成「まぁまた道場でな。
邪魔して悪かったなぁ~」
薫「じゃあ宮根君またね」
司「はい。お疲れでした」
桁成達は去っていった。
そして僕は安心した。
理子「あれが先輩なん?」
司「うん。3年生の人達」
理子「なんかかっこいいね
うちの先輩達とは違うね」
司「うん。強い人達やし。
それにリーダー格やから」
理子に色々説明をした。
理子は色々聞いてくれてた