理子「どしたん?早いやん
いつから待ってたん?」
司「5分ぐらい前やけど
理子を待たせたくなくて。
っていうか理子も早いよ」
理子「めっちゃ嬉しいわ。
待っててくれたん嬉しい」
理子はかなり上機嫌だった
待っててよかったと思った
理子「手つなごうよ~」
司「今はまだ恥ずかしいよ
ホーム入ってからにしよ」
切符を買って神戸駅に行く
そして僕達は手を繋いだ。
手を握るのも恥ずかしい。
電車に乗るのも新鮮だった
神戸駅についてまずはお昼
ご飯を食べることにした。
と言ってもマクドだ・・・
マクドしか入り慣れてない
せっかく神戸駅まで来たが
地理がよくわからない。
須磨と同じ感じだった。
そして軽くご飯を食べた後
モザイクへ向かっていった
理子「これこれ。NANA。
あたしこれ見たいねん」
司「なんか話題やんね~。
僕はよく知らへんけど」
2005年に流行った映画だ。
漫画でも人気があった。
学生証を見せてチケットを
買って中に入った。
司「けっこう多いなぁ~」
人がかなり多かった。
かなり話題作だとわかった
理子は僕にNANAの話を
簡単に説明してくれてた。
概略だけはなんとか掴んだ
そして開演時間になった。
2時間ずっと見ていた。
僕は寝ることなく見ていた
そして・・・終わった。
理子「どうやった?司?」
司「面白かったよ。ナナと
奈々の出会いがよかった。
やっぱり出会いは大事や」
理子「そういうところ?
あたしはライブがよかった
めっちゃよかったやん」
司「うん。あれもよかった
あの歌めっちゃいいやん」
理子とNANAの話をしていた
ずっと言い合っていた。
階段を下りて近くの雑貨屋
へ行き色々見ていた。
司「あっ。そうや・・・
理子なんか欲しいのある?
なんかあったら言ってよ」
理子「え~。なんでなん」
司「理子の去年の誕生日に
なんもできへんかったから
遅れたけど渡したいやん」
理子「え~。別にいいよ~
でも司がくれるんやったら
やっぱり欲しいかなぁ」
司「どれが欲しいの?」
理子「ネックレスがいい。
それを司に選んでほしい」
司「ネックレス?うーん。
どこに売ってるかなぁ?」
色々と見てまわっていた。