第372話 上機嫌

2015年8月1日

第15部-修行期間-

t f B! P L
理子「どしたん?早いやん
いつから待ってたん?」

司「5分ぐらい前やけど
理子を待たせたくなくて。
っていうか理子も早いよ」

理子「めっちゃ嬉しいわ。
待っててくれたん嬉しい」

理子はかなり上機嫌だった
待っててよかったと思った

理子「手つなごうよ~」

司「今はまだ恥ずかしいよ
ホーム入ってからにしよ」

切符を買って神戸駅に行く
そして僕達は手を繋いだ。

手を握るのも恥ずかしい。
電車に乗るのも新鮮だった

神戸駅についてまずはお昼
ご飯を食べることにした。

と言ってもマクドだ・・・
マクドしか入り慣れてない

せっかく神戸駅まで来たが
地理がよくわからない。

須磨と同じ感じだった。
そして軽くご飯を食べた後
モザイクへ向かっていった

理子「これこれ。NANA。
あたしこれ見たいねん」

司「なんか話題やんね~。
僕はよく知らへんけど」

2005年に流行った映画だ。
漫画でも人気があった。

学生証を見せてチケットを
買って中に入った。

司「けっこう多いなぁ~」

人がかなり多かった。
かなり話題作だとわかった

理子は僕にNANAの話を
簡単に説明してくれてた。

概略だけはなんとか掴んだ
そして開演時間になった。

2時間ずっと見ていた。
僕は寝ることなく見ていた

そして・・・終わった。

理子「どうやった?司?」

司「面白かったよ。ナナと
奈々の出会いがよかった。
やっぱり出会いは大事や」

理子「そういうところ?
あたしはライブがよかった
めっちゃよかったやん」

司「うん。あれもよかった
あの歌めっちゃいいやん」

理子とNANAの話をしていた
ずっと言い合っていた。

階段を下りて近くの雑貨屋
へ行き色々見ていた。

司「あっ。そうや・・・
理子なんか欲しいのある?
なんかあったら言ってよ」

理子「え~。なんでなん」

司「理子の去年の誕生日に
なんもできへんかったから
遅れたけど渡したいやん」

理子「え~。別にいいよ~
でも司がくれるんやったら
やっぱり欲しいかなぁ」

司「どれが欲しいの?」

理子「ネックレスがいい。
それを司に選んでほしい」

司「ネックレス?うーん。
どこに売ってるかなぁ?」

色々と見てまわっていた。

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