第362話 釣り込み腰

2015年6月16日

第14部-本家合同-

t f B! P L
司「このまま・・・こう」

倒してすぐにアキレス腱を
極めて締め上げた。

永田「うあああっ・・・」

永田が大声で叫んでいた。
しかしギブアップはしない

司「ギブアップしてよ」

早くギブしてほしかった。
しかし先生も止めないし
ギブアップもしなかった。

永田「この・・やろう」

残った足で蹴ってくる。
腕のつけ根を蹴られた。

一瞬だけ腕がしびれた。
その瞬間足を抜かれた。

野田「待て。ストップ」

一度待てがかかった。
永田の状態を確認した。

野田「大丈夫なんか?」

永田「全然大丈夫です。
早く続きさせて下さい」

司「うそっ。マジで?」

野田「じゃあ再開やな」

永田が怖くなってきた。
僕にめっちゃ睨んでくる

やられて戦闘意欲が沸く
なんてめっちゃ怖かった

司「あれ?これって」

クラヴマガの戦闘理念だ
これは・・・僕も味わった

この場合僕のやる事は・・
戦闘意欲を奪う事だけだ。

でも・・・どうやれば・・

野田「はじめぇ~」

司「まだ決まってないし」

永田「殺すぞ。オラぁ」

永田が僕の服を掴む。
押すと思ったら引き込む。

司「なんか・・ヤバイ」

永田は釣り込み腰でくる。
僕は何も対応ができない。

ダアアァァン・・・

司「うぐっ・・・」

完全な一本の形で投げられ
受身が綺麗にとれずに一瞬
息ができなくなった・・・

その瞬間に腕を捕られてた

司「うわああっ・・ギブ」

腕絡みをかけられていた。

野田「それまでっ」

永田「ふん。カスがっ」

司「いったあ・・さっきの
投げってなんなんやろ?」

見たことも無い技だった。
僕は釣り込み腰が気になる

あの技を覚えたいと思った
お互いに一礼をして戻った

司「ごめん。みんな・・・
負けてしまった・・・」

綱吉「いや。よくやった。
永田を1回追い詰めた時は
かなりびっくりしたしな」

桁成「よく永田から1回
アキレス腱とったよな」

負けたけど褒められていた
永田の寝技はみんなが認め
ているぐらいだったから。

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ