第357話 本家と試合

2015年6月1日

第14部-本家合同-

t f B! P L
月日も流れて11月に入った
僕はかなり進歩していた。

薫「全然投げられへん」

司「あっ。今や・・・」

ビュッ・・・バッ・・・
ダアァァアン・・・

薫「あ~。やられたぁ」

司「ふぅ。勝てたぁ」

大内刈りから左内股へ。
これが僕の技になってた

背負い落としは難しい。
なかなかできなかった。

野田「司ぁ。女子部との
練習はこれで終わりや。
挨拶して感謝を表せよ」

司「はい」

女子部のみなさんに
しっかりと挨拶をして
一礼をして感謝を告げた

僕が短期間でここまで
やれるようになったのは
女子部のおかげだった。

素人同然の状態からずっと
付き合ってくれたから・・

感謝を言葉で表せきれずに
僕はずっと礼をしていた。

そして・・男子部へ戻った

野田「よーし。そんじゃあ
来週本家と合同でやるぞ」

桁成「え~。マジでぇ?
めっちゃ面倒くさいわぁ」

憲吾「本家は桁成狙いや。
まぁ頑張ってくれよ~」

桁成「来週かぁ。場所は?
本家でやります?分家?」

野田「本家でやろうか。
たまには遠征もせんとな」

司「本家ってどこです?」

野田「垂水か長田やな。
多分垂水になると思うわ」

桁成「垂水やったら・・・
対抗戦やる予定ですか?」

野田「本家が望んでるわ。
桁成倒してやるって」

桁成「めっちゃ面倒やわ」

野田「どうせやからなぁ~
柔法と剛法の試合やるか。
本家にもそう伝えとくわ」

桁成「両面はアリです?」

野田「両面は無しやな。
片面でやるから決めろや。
桁成が全部決めてええぞ」

桁成「じゃあ前回と一緒の
メンバーでやりますよ」

野田「あっ。それは無しや
守と司とタマは入れろよ。
司は柔法で後は任せるわ」

司「へっ?なんで?」

守「出ていいんですか?」

タマ「試合って・・・
まともにした事ないです」

桁成「先生が決めてくれた
ほうがやりやすいですよ」

野田「めんどくさいねん。
俺の望みはそれだけや。
後は桁成が決めてくれや」

桁成「わかりましたぁ~。
じゃあまずは希望制挙手」

みんな手を上げていた。
かなり積極的だった。

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