第352話 宿題提出

2015年5月16日

第14部-本家合同-

t f B! P L
でも話を聞いていると・・
僕がわがままになっていた

太極拳部でしっかりできる
のは僕と守君と魂輝君だ。

上手さで言えば僕達が一番
できるはずだけど・・・

一番上手い者よりも部活に
ちゃんと来る者の姿勢が
優先されると言った。

確かに・・・来ないのなら
部活の雰囲気が崩れる。

たまに来て先輩風を吹かし
部長の立場を威張ってたら
下の者にとっては不満だ。

司「じゃあ・・・下りるよ
僕は部長の座を下りるね」

最初は嫌だったけど・・・
下りるとなると少し寂しい

だけど・・・
僕は柔法を優先したかった

守「そんじゃあ今日出るか
そんで俺も統括下りるわ」

司「そういえば・・・
守君もなんか言ってたね」

統括という立場を忘れてた
そういうのを言ってたのを
今思い出した。

司「この1年間ってろくに
太極拳部こなかったね」

守「暇つぶしやったしな。
運動より実践の方がいい」

司「守君の方は套路やって
組手もやったりしてるしね
なんか楽しそうやし」

守「みんな強いからなぁ~
それに話もできるしな」

司「専門的な話とかばっか
やってるもんね」

守「上に上がるには人の
存在が不可欠やからなぁ~
桁成に教えてもらってる」

司「へぇ。守君も教えて
もらったりするんやね」

守「真似して盗みたいしな
せやから色々楽しいねん。
司も女子達から投げられて
色々勉強してるやんけ」

司「勉強してるんかな?」

守「ただ黙って投げられて
たら何も意味がないけどな
投げるタイミングや速さを
見て投げられてたらそれは
学べる事がいっぱいある」

司「速すぎてわかんない
ときの方が多いけどね」

守「女子の柔道は合気柔術
が入ってるから簡単に動き
についていかれへんやろ」

司「よくわからんけど」

守「まぁあの柔道について
いけたらそう負けへんわ。
気合入れてやっていけよ」

司「うん。ありがとう~」

チャイムが鳴ったので
外に移動して始業式が
始まり校長の話を聞いた。

終わってから教室へ戻って
先生に宿題を提出をする。

僕達は今年はちゃんと
夏休みの宿題を提出した。

そして2学期が始まった

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