第345話 帰宅

2015年4月18日

第13部-夏合宿-

t f B! P L
桁成「この3日間・・
お世話になりました」

桁成が挨拶をしてた。
それに合わせて僕達も
一緒に挨拶をした。

しっかり礼儀はする。
それができなければ
相手が喜んでお世話を
してくれることもない

また来る事があった時・・
もしくは次の世代のみんな
が来た時には先輩の僕達が
しっかりしておかないと
迷惑がかかってしまう。

だからしっかりとした。
今までの先輩達もみんな
そうやってくれていた。

そして旅館の前で挨拶を
すませて僕達はバスに
乗って帰っていった。

帰りのバスの中では
みんな疲れて眠ってた。

僕はノートにまとめてた
この合宿で習った事を。

忘れた時や悩んだ時には
必ず読み返したかった。

殴られて痛みを知った事
も一緒に書いておいた。

痛みって必ず忘れるけど
残しておけば思い出せる

これ以上の辛さや痛みは
もう無いと思ったから。

クラブマガも辛かった。
だけどあれは疲労の辛さ

今回は殴られる痛さだ。

司「ふー。できたぁ~」

なんとか全部書きまとめた
そして僕も眠りについた。

気がつくともう神戸に着き
須磨で現地解散となった。

須磨につくと疲れが出て
すぐに早く帰りたくなった

20分かけて家まで歩いた。

司「ただいまぁ~」

母「あ~。お帰り~。
どうやったの?合宿は」

京美「おかえり~」

司「なんかすごく疲れた。
めっちゃ勉強した感じや」

京美「楽しかったぁ?」

司「楽しかったけど・・・
辛くて痛い方が多かった」

母「へぇ~。そうなんや。
なんか最近男らしくなって
きたやんか。理子ちゃんも
言ってた。心配もしてた」

司「理子が?なんで?」

母「司が心配やねんって。
それが女心やねんから」

司「からかわんとって。
父さんはまだなん?」

母「夜遅くなるみたい。
なんか話しでもあった?」

司「時間ある時でいいや。
合宿であった話を父さんに
も聞いてほしいだけやし」

母「男同士の話しかな?」

司「うん。やっぱりね」

母「男らしくなったやん。
父さんには明日早く帰って
来いって言っておくわ。
司はもうゆっくり休みや」

司「うん。わかったぁ」

僕はもう疲れてたので
早く寝ることにした。

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ