第344話 実践済み

2015年4月15日

第13部-夏合宿-

t f B! P L
合宿2日目も終わった。
そして最終日に入った。

司「ふふふっ。死ぬよ」

僕は精神的に逝ってた。
体の全身がめっちゃ痛い

さすがにギブアップだ。
我慢なんてできなかった

綱吉「司。無理すんな。
今日はゆっくり休めや」

憲吾「これ以上は無謀や
ほんまに危険な状態や」

野田「司ぁ~休んでろ。
みんなの動き見て盗め」

みんなが危険と判断した
僕は素直に甘えていた。

頭と体が一致していた。
僕はみんなの動きを見た

司「みんな・・・なんで
手を握り込んでない?」

みんな手を握りこまない
僕はそこが気になった。

打つ前は握りこまないが
当たった時に握り込んで
打っていた・・・

喧嘩では最初から握って
打つだけだったのに・・

野田「あれが技術やねん
打撃の突きの技術やで」

司「そうなんですか?」

野田「日本拳法の突きや
最速で突ける直突きに
突く途中に握り込む波動
の拳って呼ばれる突きの
技術を使ってるねんや。
崩拳でも正拳突きでも
この技術は使ってるで」

司「日本・・・拳法」

日本拳法の技術を突きの
基本として使っていた。

これは全ての拳技として
通用する技術だった。

当たる瞬間にグッと強く
握り込むだけでいいので
非力でも打撃力は増す。

力がある者が使えば
より強い打撃力を増す。

かなり使える技術だった

司「すごいなぁ・・・」

ちょっと感動してしまった
バカみたいに何も考えずに
殴ってる訳ではなかった。

それを知った時に・・・
才能がある者だけが強く
なれるわけじゃないと
言う事を知った。

才能も必要だけど・・・
努力次第で強くなれる。

努力の方向を間違えずに
頭と体を合わせていけば
強くなれるって感じた。

野田「もっと盗んどけよ
とにかく見て盗むほどの
目は必要やねんからな」

司「はいっ」

先生は見る側からでも
僕に色々と教えてくれた

やり方はいっぱいある。
僕は色々学ぶ事があった

学ぶ事は成長に繋がって
なんだか楽しくなった。

そして午後の時間になり
みんな帰る準備をして
部屋を掃除してから出た

そして旅館で挨拶をする

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