第332話 夜の鍛錬

2015年3月16日

第13部-夏合宿-

t f B! P L
体育館では班ごとに別れて
ゲームを行う事になった。

A班は審判や応援役で
C班は司会進行役で
ゲームには不参加だった。

伝言ゲームや風船が割れる
と負けの古今東西ゲームや
ジェンガとか百人一首とか
をやってずっと戦ってた。

みんな遊びのゲームを本気
でやってて楽しかった。

つまらないゲームも本気で
やっていれば見ている方も
ドキドキして楽しくなる

司会「それではぁ~優勝は
150点でF組で~す」

司「えっ?僕達なん?」

憲吾「俺達の勝ちやって。
さっさと壇上に行くぞ」

F班は壇上に上がった。
そして賞状と商品をもらう

憲吾「俺達の勝ちやぁ~。
昼間のバスケは負けたけど
全部これで忘れたったぁ」

ひとつ勝てば前回の負けは
忘れることが簡単にできる

それをアピールしていた。

商品はマックカード1000円
分が10枚も入っていた。

僕達はみんなで分け合った

そして旅館に戻って風呂に
入ってゆっくりしていた。

風呂から出るとみんな女子
とかとロビーで話していた

就寝時間は夜11時だから。
翌朝起きるのは6時だけど
就寝時間は遅く設定された

守君と魂輝君はみんなが
話をしているのを通り過ぎ
外に出て行ってた。

僕も一緒についていった。

司「どこに行くん?」

守「ちょっと鍛錬にな」

魂輝「司もやるですよ」

司「そうやね。やるよ」

少し離れた所へ移動する。
ちょっと広い場所を見つけ
そこで鍛錬をすることに。

田舎の夜は暗かった。
辺りもあまり見えない。

守「ここでいっかな」

司「そういえば夜に一緒に
やるのって初めてやね」

魂輝「本当ですね。夜の
鍛錬はまた違いますよ」

司「何をやるの?」

守「技の鍛錬だけをやる」

司「えっ?そうなんや」

技はいつも鍛錬しなかった

明るいうちに技を練習する
と人に見られてしまうので
やらないという理由だった

司「どんな技をやるの?」

守「俺は打撃の変化系や。
軌道変化の技術欲しいし」

魂輝「僕は発勁の鍛錬です
ずっと打ち込みたいです」

守君は大きい木の下に行き
魂輝君は丸太を木にかけた

そして打ち込んでいた。
自分だけの鍛錬をしていた

暗くてよく見えないが音が
聞こえるのでわかった。

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