第325話 実力次第

2015年3月2日

第13部-夏合宿-

t f B! P L
憲吾「でもこれやったら
さすがに問題アリアリや」

綱吉「ちょっと練習しよか
司。ちょっと外に行くぞ」

司「うん・・・」

3人について外に行く。
そして色々教えてもらう。

なんか違う事だったけど。

憲吾「スポーツってのはな
まともにやったらあかん」

綱吉「陰陽変化の連続や」

憲吾「汚い事も正当な技術
もルール内で使うねんや」

司「うん・・・あれ?」

バスケットの事じゃない。
勝ち方への考え方だった。

司「あの。バスケットは?
みんなバスケットの練習を
やってたんじゃないの?」

憲吾「そんな時間無いって
バスケ部やないねんから」

司「綱吉君も?」

綱吉「みんなバスケって
学校ぐらいの経験やで」

司「え~?ウソやん」

憲吾「ほんまやって」

司「じゃあなんであんなに
みんなできてるんやろ?」

憲吾「応用してるからや」

司「なんの応用?」

憲吾「武術の応用やって。
それ以外ないねんって。
それと試合の経験と喧嘩の
経験で後は応用してるわ」

綱吉「1やってから2を
やってたら遅いやんけ。
1→2の動作に繋げるねん
流れ動作ばかりやったら
相手の頭の中に選択肢が
増えないから止めたりする
ストップしてからも動く。
色々やって選択肢を増やす
そうすると動けへんやん」

司「確かに・・・そうや」

平沢達が喧嘩を売ってきて
喧嘩してきた時を思い出す

憲吾「なんにもさせずに
勝つのが基本やねんぞ。
でもあいつらはわかってる
からなんもさせてくれへん
とはいかへんねんや」

綱吉「実力次第で変わる。
同じぐらいの実力同士やと
後は防御技術と頭の使い方
で勝敗が決まってくるぞ」

司「なんか・・わかった。
っていうかみんなすごい」

みんな負けず嫌いでずっと
戦って勝敗にこだわってた

何も考えていないわけでは
なくてしっかり考えていた

憲吾「別になぁ。こんなん
ですごい思われてもなぁ」

綱吉「小学校の時かなぁ。
俺達も先生に言われたし
先輩にも言われたしなぁ」

憲吾「今の司と同じような
状態で言われたんやから」

憲吾達も小学生の時に自分
のミスで迷惑かけていた時
が多くて先輩は怒らなくて
同じ事を言われたらしい。

そしてその時に・・・

俺達に恩返しとかはいらん
お前の周りの人が同じよう
な状態の時に教えてやれ。
俺もそう教わってきた。

そう言われてからやってた
ずっと受け継がれてきてた
やり方だとその時知った。

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