それから何日かが過ぎて
8月5日になってすぐ合宿
の日を迎える事になった。
前日に先生に宿題を見せて
やった事を確認してもらう
そして僕達は参加ができる
みんなちゃんとやっていた
ウソをつこうと思えばウソ
をつけると思ったけど・・
みんな8月に入ってすぐに
道場を休んで同じ学校同士
で集まって勉強をしていた
ぶーぶー文句を言いながら
ちゃんとやり遂げていた。
そして合宿に向かう。
合宿の場所は神鍋高原だ。
バスを3台も貸しきって
修学旅行の感じだった。
みんなテンションが上がり
バス内でずっとうるさくて
すでに盛り上がっていた。
いつもなら本家も集まって
一緒にやるみたいだけど
今年はなぜか別々に合宿を
することになっていた。
僕は本家の人をそんなに
知らないのでいないほうが
よかったと内心思った。
やっぱり緊張してしまうし
話に入れないと思ったから
バスに揺られて3時間・・
やっと宿舎についた。
みんなテンションが上がる
なんか楽しくなってきた。
司「よーっし。頑張るぞ」
守「何を頑張るんや?」
司「えっと・・・なんか
気分的にそんな感じだし」
魂輝「なんかわかります。
一緒に頑張るですよ。司」
司「うん。頑張ろうね~」
守「司はタマ以上に頑張る
必要があるもんなぁ~」
司「そうやねんなぁ・・・
魂輝君に頑張ろうって
言われても困るし・・・」
魂輝君は今までもずっと
頑張ってきているので同じ
頑張りを要求されても困る
僕の努力なんて守君と魂輝
君からするとたいした努力
ではないから・・・
綱吉「おーい。司ぁ~。
早く荷物運べってぇ~」
司「あ~。ごめ~ん」
F班が全員の荷物を運ぶ。
みんな役割を分担されてた
A班がレクリエーション係
B班が食事の準備係
C班が司会係
D班が先生からの伝達係
E班が早朝の起こし係
F班が荷物運びだった。
女子もA~Fに分かれていて
男子のA~Fと同じだった。
しかし女子の役割はまた別
で女子はご飯を作る係だ。
だから・・・みんなの分を
F班の男子だけで運び出す
司「ハァ・・・ハァ・・」
綱吉「あー。疲れたわぁ」
司「なんか引越しの仕事の
人の気持ちがわかったよ」
憲吾「もっと連携を考えて
おかなあかんかったな」
綱吉「作戦も必要やなー」
司「文句言わないんやね」
こういう所が不思議だった
誰も文句を言わずにいかに
効率よく運ぼうとするのか
をF班みんな考えていた。