第314話 堆手

2015年2月17日

第12部-冠位明稜帝-

t f B! P L
平沢「よし。終了やなぁ。
それじゃあ堆手しよかぁ」

太極拳の堆手をする事に。
僕は堆手をきちっとした形
でやるのは初めてだった。

ずっと相手にへばりついて
押したり引いたりをする。

これが意外と疲れる。
動きを読むのに疲れる。

化剄で流したいけど・・・
化剄を上手に使うための
基礎訓練と聞かされたので
ずっと合わせてやっていた

僕は何度も負けていた。
何度も倒されてしまってた

司「難しいですね。堆手」

??「まぁ最初はなー。でも
なかなかセンスあるやん」

守君の方をちらっとみる。

守「ほいっと・・・」

魂輝「よっと・・・」

守君と魂輝君は簡単に相手
を倒していた・・・

平沢「なんでやねんや・・
沢田は堆手もできるんか」

守「粘剄の基本やからな。
ずっとやらされてたしさ」

平沢「もしかして・・・
化剄もできるんか?」

守「まぁ。それなりにな」

平沢「お前はすごいなぁ。
どんだけ底があるんや?」

守「さぁ?わからんけど。
ずっとタマと2人で寂しく
やってきてたから・・・」

平沢「弟と2人でずっとか
それが強さの秘密かぁ?」

守「そうでもないと思う。
何回も辞めようと思ったし
もう追求せんとこと思った
2人だけって辛いねんや」

平沢「そうやろうなぁ・・
先生も言ってたわ・・・

仲間がいないと頑張れない
仲間が認めて報われる。

1人では限界があるって」

守「そうやと思うわ」

平沢「まぁ。色々教えて
くれや。俺達も結構武術に
詳しいほうなはずやけど。

さすがになぁ。沢田よりも
武を知ってるやつはここに
おらへんねんやんか」

守「必要なら教えるけど」

平沢「今はまだいいわ。
俺はまだ課題が多いから」

女子「何?沢田君って
そんなに堆主できるの?」

平沢「真理より強いやろな
真理も強いけど質が違う」

真理「ほう~。言うねぇ。
じゃあウチと勝負しよか」

守「じゃあお願いします」

女子と堆手をすることに

守「ほいっと・・・」

真理「あれ?負けた?
ちょっともう一回やろう」

何度も挑戦をしていた。
しかし守君には勝てない。

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